【完結】君に捧げし時薬
■「その思い出、成就の薬にしませんか?」
■初恋の少女の行方を案じ『記紡コンコードビル』に店舗を構える『想幻庵』を訪れる白波瀬暁。『初恋の思い出』を対価として差し出し依頼をするものの、店主・斎院夜凪は調剤を断る。
それでも店に通い続ける暁はやがて夜凪と心を通わせていく。ビルの住人たちも二人を温かく見守り、穏やかな日々が続くかに見えた。
だが、暁と夜凪の想いが通じ合った時、夜凪が秘めていた思い出と想いの深さの暴走により、二人の未来が大きく揺らぐことに――……。
可視不可視、境界の一角で紡がれる、幻想に彩られた初恋の物語。
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