霊式戦記シリーズ 成層圏に咲く
1945年8月。ソ連が投入した超重爆『マレ』は、数万の死霊を燃料とする「空飛ぶ収容所」だった。高度2万メートルから帝都へ呪いを振り撒く死神に対し、日本軍に残されたのは、開発中の霊式局地戦闘機『震電』のみ。
テストパイロット・坂本中尉は、自らの「未来」を燃料に変換する禁忌の換装を施し、成層圏へと突き進む。愛する整備員・ナミとの約束を胸に、彼が最期に見た朝焼けとは――。
「霊式兵器シリーズ」が記録した、最も美しく、最も罪深い、ある夏の日の計算結果
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