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ー零から霊へー
昭和十七年、ソロモン諸島。
撃墜され、海を漂う真壁順一上飛曹が出会ったのは、近代科学を蹂躙する英国の魔導兵器『アロンダイト』だった。
九死に一生を得た彼が送り込まれたのは、絶海の孤島に隠された特務部隊『蓮華』。
そこで待っていたのは、銀色に輝く鋼鉄の仏
霊式局地戦闘機『迦楼羅と、機体の魂を調える若き尼僧・妙蓮
「機械を動かすのではない。己の魂を、理(ことわり)に同調させなさい」
燃料は、搭乗員の精神(たましい)。
動力は、巨大マニ車
搭乗するたびに肉体を侵食する「穢れ」と戦いながら、真壁は黄金の理を紡ぎ、空へと舞う
これは、鉄の神仏に魂を売った男と、彼を守り抜くと誓った女が、南方の海に刻んだ――鋼鉄の曼荼羅の記録。
文字数 15,969
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.04
一般男性向け
完結
この作品はキャラクターの名前決めや誤字脱字の精査にAIを活用しています。
北海道、道北地方の山奥。かつて世界最大級の砂金が採れたという伝説の地があった。
現代の地図では『山軽』と書き換えられたその場所の真の名は――『山狩(ヤマガル)』
考古学者の久世倫太郎は、偶然知り合った大学生たちと共に、因習の残るその村へ足を踏み入れる。
最新の高級外車を乗り回す成金の村人たちと、よそ者を監視する不気味な駐在。
そこは、黄金という名の魔物に支配された、逃げ場のない「生贄の祭壇」だった。
一人目の犠牲者は「目」を奪われ、
二人目の犠牲者は「耳」を奪われ、
三人目の犠牲者は「口」を奪われる。
犯人は、村の守護神『ヤマガル様』か、それとも闇に潜む人間か?
「考古学者は、数千年前の足跡の乱れから真実を読み解く。……君の嘘は、あまりに稚拙だったよ」
愛用のタガネと測量メジャーを武器に、久世は地層に埋もれた血塗られた歴史を掘り起こす。
『決して殺さない』という独自の掟がもたらす、死よりも過酷な結末とは。
本格サスペンスホラー・ミステリー。
登録日 2026.04.09
登録日 2026.08.10
一九四一年十二月八日。真珠湾攻撃の最中、被弾により帰投不可能となった日向太郎(タロ)一等飛行兵曹は、米戦艦への体当たりを敢行する。
曳光弾が作り出す死のトンネルを潜り抜け、激突する――まさにその刹那、タロの視界は圧倒的な白に染まった。
突入の衝撃の代わりに彼を待っていたのは、中世の乾いた土の匂いと、巨大な鳥の骨で造られた巨大人型兵器『鋼骨騎(こうこつき)』が空を舞う異世界「ガランド」だった。
ガランドは、地球の戦争や技術革新と裏で強くリンクする双子の片割れ。
そこへ、令和の時代から渡来した男「ドクター・バグ」がもたらした人工生産技術が、世界のバランスを冷酷に破壊しようとしていた。
窮地のゴバの国、そして気高きセゼ王女と出会ったタロは、眠れる試作機『ガラダイン』のコックピットへと乗り込む。
彼の中に眠る、怒りでも恐怖でもない、極限まで研ぎ澄まされた精神性――古流一刀流の剣理『明鏡止水』。
その美しく冷徹な「昂り」に呼応し、ガラスの精霊ギギ・ルが狂喜の声をあげる。
「みぃつけたッ! あんた最高だよ、私と契約しなさい!」
合理的な空戦ロジックと、一撃必殺の武士道。
愛機『ガル』を駆り、タロは故郷の鹿児島に置いてきた許嫁・香山静との「生きて還る」という誓いを胸に、異世界の空を征く。
これは、かつて未帰還となった一人の男の生き様を、ガラスの精霊が静かに語る、愛と因果の戦記物。
【主要登場人物 / 機体】
• タロー・ヒムカ(日向太郎): 日本海軍の一流エースパイロット。一刀流の達人であり、極限状態での集中によって驚異的な操縦精度を発揮する。
• セゼ王女: ゴバの国の若き王女。気高くも過酷な政争の渦中にあり、タロに国の運命を賭ける。
• ギギ・ル: ガラダインに宿るガラスの精霊。タロの冷徹な『昂り』をこよなく愛する相棒。
• ガラダイン(ガル): ゴバの国の試作型鋼骨騎。タロが神鳥「迦楼羅(カルラ)」のイメージを重ねて命名。
• ドクター・バグ: 令和から渡来した狂気の男。未来科学をギドの国に与え、世界を歪める。
登録日 2026.08.10
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