『ティアラに誓う、ただひとりのあなたへ』 ──赤いリボンが結ぶ、花園の婚約物語
リリアナは婚約者である近衛騎士の息子・ユリウスから突然の婚約破棄を告げられる。
「君のような夢見がちな令嬢では、公務に耐えられない」
そう告げられたあの日から、リリアナはお茶会にも舞踏会にも顔を出せなくなった。
そんな折、ノアディール帝国からの使者が現れ、王子レオンハルトの「正式な婚約申し込み」の書簡を届ける。
しかも「今宵の舞踏会にて直接言葉を交わしたい」と──
戸惑うリリアナ。けれど、手紙の最後の一文が、胸の奥をそっとくすぐった。
『……あのとき、あなたがくれた赤いリボン。
今も、私の胸の中に、大切に結ばれています。』
「君のような夢見がちな令嬢では、公務に耐えられない」
そう告げられたあの日から、リリアナはお茶会にも舞踏会にも顔を出せなくなった。
そんな折、ノアディール帝国からの使者が現れ、王子レオンハルトの「正式な婚約申し込み」の書簡を届ける。
しかも「今宵の舞踏会にて直接言葉を交わしたい」と──
戸惑うリリアナ。けれど、手紙の最後の一文が、胸の奥をそっとくすぐった。
『……あのとき、あなたがくれた赤いリボン。
今も、私の胸の中に、大切に結ばれています。』
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