推しカプを愛でるために、悪役令嬢の私は壁姫になろうと思います!
私には――最推しカプがいる。
恋愛ゲーム『運命と君と』のヒロイン、ルチアルーアンと第一王子シルビア。
困難を乗り越え、互いを想い合い、やがて結ばれる二人。
その尊さは、もはや人類の宝。推しは生きる糧!推しカプは正義!
……なのに。
ヒロインを陥れる、極悪悪役令嬢、ロゼリス・アーバートンに私は転生してしまった。
ゲームの彼女は、ヒロインを虐め倒し、最後は第二王子アーロンに婚約破棄されたあげく――命まで奪われる悲惨な悪役。
そんな未来、全力で回避してやる!
そして何より、推しいじめるなんてオタク失格!!
決めた。私は社交界でも戦場でも、推しのための「壁」になる。
二人を尊い未来へと導く壁姫(かべひめ)として――!
……のはずが。
「婚約破棄していただきます、殿下!」
「断る。絶対にだ」
本来は私を捨てるはずの婚約者、アーロンがなぜか断固拒否!?
しかも妙に私のことを気にしてくるし、時々昔の出会いを思い出して赤くなってるし……。
いやいや、そっちにフラグ立てる気なんてありませんから!?
私はただ推しカプの恋を守りたいだけなんです!!
尊い二人を壁の陰から愛でるつもりが、なぜか自分に恋のフラグが乱立する――
そんな壁姫の全力推し活ラブコメ、ここに開幕!
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……なのに。
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