〖完結〗終着駅のパッセージ
その事情を知りながらも夫ローランは、奇妙で地味な姿の妻を厭い目を逸らし続けた。
婚姻してからわずか三日後の朝。彼は赴任先の北の地へと旅立ちその後、カレンの元へと帰省してきたのは、片手で数えるほどだった。
孤独な結婚生活を送る中。
ある冬の日に、ローランの上官であり北の地を治める領主ハルシオン公爵が、カレン夫妻の邸にやってきた。
始まりは、部下の家族を想う上司としての気遣いだった。
他愛もない会話と、節度を守ったやり取り。ほんの僅かな時間を重ねていく。
そのうちに、お互いに灯り始めた小さな心の想い。
だが二人は、それを決して明かさず語ることはなかった。
それから一年ほどたった冬の夜。
カレンから届いた手紙に、たった一度だけハルシオンは返事を書く。
そこには彼の想いが書かれてあった。
月日は流れ、カレンとローランが婚姻して三年目の冬の日。
カレンはひとつの決意と想いを胸に、北へ向かう汽車に乗った。
※微さまぁか、もしくはざまぁになっていないかもしれないです。
※舞台は近世・産業革命初頭を基にした架空世界だと思っていただけましたら有難いです。
稚拙な作品ではありますがご覧くださいましたら凄く嬉しいです。よろしくお願い致します。
更新通知が来てビックリしました。
そして、要望に応えて頂いたかのようなお話。
じっくりゆっくりと味わって読もうとして、ダメでした。ついつい先へ先へと。
ジュニアの振る舞いが微笑ましいですね。
寒いけど暖かい日常が切り取られていました。
この作品の世界にひたると、澄んだ空気に背筋が伸びるような気がします。誰に知られなくても、凛とした品格ある振る舞いを主人公達がしているからだと思います。
素敵な作品ですね。
読ませて頂きましてありがとうございました。
とうとう最後になってしまいました。
もう読めないのが残念です。
物語を届けて頂いて、ありがとうございました。
もし検討頂けるのであれば、カレンとハルシオンの子供達も出てくるお話を読みたいです。
子供が生まれる前後と、数年経った頃。
それと、カレンとハルシオンの父母の話とかも、ちょっと興味があります。元夫のその後の成長した姿とかも。
言い出すとキリがないと言うか…
まだ読みたいと言うか…
読んでる時間、とても楽しい時間でした。
改めてありがとうございました。
完結おめでとうございます。
カレンとハルシオンを見守ってきて良かったです。ハッピーエンドにあたたかい気持ちになりました。
マルグリットが登場した時にはドキドキしました(^_^;)。
ありがとうございました。
ハルシオン、何か意図があっておもてなししているのかもしれませんが、婚約者の前で 他の女性と婚約者の知らない話をしたり、スキンシップを許したり、2人きりで出かけるなんて、ヒロインからも周りからも 心変わりしたかと思われるでしょうに。
少しはかわしたり、断ったりして欲しいです。略奪を試みてる女性の言いなりでは?ハルシオンのヒーロー好感度下がりました…。
(小さい声で少し感想を)
個人的にハルシオンというお名前、とても合っていると思っております。
ハルシオン(Halcyon)は、主に「平穏な」「穏やかな」「幸福な」という意味を持つ英語の形容詞。
他にGoogleでギリシャ神話の「風波を鎮める伝説の鳥(カワセミ)」に由来し、転じて穏やかな過去の時代や平和な様子を指す言葉 と出てきました。
主人公の公爵様に対する気持ちを体現しているようで、しみじみ味わってました。
ハルシオンという音にも人柄が出ているような。
好きな名前でしたので、つい、お伝えしたくなりました。ご放念頂けたらと思います。
今日は空気が感じられるような一話でした。
また次話を楽しみにしております。
輝く世界、で終わりだと思っていたので、続きが読めて嬉しいです。
今は元配偶者の離婚に至るまでの経過を書いて頂いていますが、離婚後のそれぞれのお話まで読む事が出来ると嬉しいです。
主人公の女性と公爵の静かで情熱的な恋がとても素敵に思いました。
楽しみにしております。
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