倭国女王・日御子の波乱万丈の生涯

第１９章 【ヤマト軍団】の【タケミヒコ総帥】の【北部戦線】における叛乱鎮圧及び領土拡張戦！！

〔２４６〕【タケミヒコ総帥】は翌年の春、【越の国】遠征に出発した！

　　後世の【越後】は、弥生から古墳時代にかけて、【越コシの国々】と呼ばれていた。

【タケミヒコ総帥】の【ヤマト軍団】は、翌年の春、念願の【 越コシの国々】遠征に出発した。



　　【タケミヒコ】は【ヤマト丞相】に命令されたわけではないが、自分が【ヤマト国】の領土を拡大させれば、その功績によって、【スミダヒコ】が寝たきり状態の今、【ヤマト国軍務相】の座は自分のものとなるであろう、と確信していた！

さりながら、この時点で、【スミダヒコ】は【ミランダ姫】の奇跡的な【術後身体機能回復促進神技】によってゆっくりとはいえ、歩けるまでに回復していたのである。

【タケミヒコ】は勿論、そのことを知らぬまま、【遠征】に出かけたのである！



　　【ヤマト軍団】は前年の【北陸・北越ヤマト国】の叛乱軍討伐戦で、３０００の軍勢の内、８００を失い、投降兵３００が新規加入し、５００を【カガ・ノト半島】の統治に残し、残り２０００の軍勢で【越の国々】に進軍した。