真夜中血界

 襟峰(えりみね)市には奇妙な噂があった。
 日の暮れた夜9時から朝4時の間に外に出ていると、血に飢えた魔物に食い殺されるというものだ。
 この不思議な現象に、襟峰市の夜から光が消え失せた。
 ある夏の日、この怪現象に向かうために、地元襟峰中学校のオカルト研究会の学生たちが立ち上がったのだった。

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