結婚したくなくて自分に眠りの魔法をかけたら幽体離脱してしまいました。

この国では、魔力の高い貴族の娘は引く手あまただ。
特に魔導師の家系では、魔力の高い相手を求めている。
そして私に結婚の話がきた。
でも私は絶対に嫌。
私に結婚の申し込みに来た、ユリウス様は魔導師団の将来有望株。
しかも、金髪碧眼の容姿端麗。

誰もが羨ましがる方だけど!
私は絶対イヤ!
だって、女たらしなんだもの!

婚約もしたくなく、会うのも嫌で自分に眠りの魔法をかけた。
眠っている女とは婚約も結婚もできないでしょ!
だが気付いた。
私が幽体離脱していることに!

そんな私にユリウス様は毎日会いに来る。
それを私はフワフワと浮かびながら見ている。

そんな二人の話です。

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