かあさんのおなか

かあさんはテレビをみるときよこになっている。

そんなかあさんのおなかをみるとポコっとなっている。

ときどき、むしょうにそれをつまみたくなる。

なんだかはずかしいからぼくはさわったりしない。

でもいもうとはちがう。ようしゃがない。

おなかのにくをギュッとつまんだかとおもえば、それをおもいっきりひっぱるのだ。

ビヨーン!!

なかなかのびるんだな。

かあさんがあおむけになれば、おなかをバチーンとたたく

そしたらこんどは、

にぶいおとがしたかとおもえば、なみうちながらブルンブルンとゆれるゆれる

いったいどうしたらこんなおなかになるのか?

ぼくなんてつまめるにくもないのに。

ぼくは、かあさんとぼくのなにがちがうのかかんがえてみた。

かあさんはぁ…

かあさんはぁ…

ひるねをする。

うんどうしない。

ほかには…

ぼくには、ものをだいじにしなさいというのにシェイプアップグッズをかいあさっては、ぜんぶみっかぼうずでゴミにしてしまう。

さすがにぼくもいってやりたい!

いってることとやってることがちがう!!!って。

かあさんのおなかはみっともない。

ただぼくには、たったひとつわすれられないことがある。

あのおなかにあたまをおいてみると、とってもよいここちがするのだ。

あれほどよいここちのするまくらはどこをさがしてもない。

ぼくは、ちいさいころのじぶんをおもいだしていた。

みっともないけど…

なかなかいいもんだ。






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