箱庭世界の壁魔法使い ~神様見習いはじめました~
ちくしょう。あの運転手絶対許さねぇ。
身体中が痛い。
痛みを堪えて絞り出した助けを求める声は、誰にも届かず冬の寒空に消えていった。
倒れ伏した私の身体からは、見たことのない程の血が流れ出ている。
血面に映る私の目が諦めに沈む。
こんなことならもっと親孝行すればよかったなぁ。
後悔ばかりが脳裏を過る。
死ぬのがこんなに怖いものだとは思わなかった。
もし。
もし次があるのなら。
私は…………………………。
そうして私、真壁蜻蛉の一度目の人生は終わりを告げた。
まさかこの後、二度目の人生が与えられ、剣と魔法のファンタジー世界に転生するとは、この時の私は知るよしもないのだが。
箱庭の管理に冒険者!
付いてる称号は《神の後輩》?!
やることは色々あるけれど。
ペットを作り、仲間を増やし、今度こそ私は安全で平穏な人生を謳歌する!
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真面目なシーンだし、領主様が居るから仕方ないけど、セヨンの標準語に違和感バリバリww
作品は作者さんの物。
更新にしても自由です(^ω^)
ああ、そうそう。
言うまでも無い事ですが、箱庭世界に異物が紛れてないか、精査はした方が良いですね。
分体が何処までやれるか判りませんが、転移後に何か仕込んでないとは言い切れない。見つけるつもりになれば、箱庭の中で判らない事は無いでしょうが、その気にならないと見つけられない物はあるかも知れません。
あと、病んでたヤーデルゾンビの館とかも調べないと。
悪魔は常に、この世界にちょっかいを掛けるつもりでいるでしょうから、分体が処分される前に別の分体を送り込んで、潜ませていたりしても不思議じゃありません。
人の負の感情を引き出し、悪魔に頼らせるマッチポンプも、悪魔の常套手段ですからね
(*´・ω・`)b
やれやれ、厄介なストーカーが。
神候補に力を与えて、自己努力で神に至らないといけないシステムなので、敗ける者も当然出てくると。
悪魔に食われちゃいけませんが。
困ったもんですね。
最低でも上級の分体を創れるとなると、所謂爵位級かな。
ともあれ、今回のラプタス危機は一応終結。魂回収されたかどうか判らないが、ヤンデルゾンビを回収して、王都に連絡。
まあ、こういう後始末は領主とロジャーのお仕事です。
特にロジャーは四の五の言わず、馬車馬の如く働きましょう。
感想ありがとうございます。
ストーカーからの嫉妬爆発、トンボの関係者皆殺しとか普通にやりそう。
受肉した精神生命体の悪魔では無く、自前の肉体に縛られる下位悪魔では、お話しになりませんね。
さて、残るは唯一の騎士級または爵位級とおぼしきリヴァイですか。
嫉妬の感情を糧とし、増大させていた辺り、レヴィアタンの系譜眷属かな。
御大や、別相とは思えないですが。
トンボちゃんに、油断があるとは思わないが、そいつだけは『本物』の悪魔っぽいから、要注意
(*´・ω・`)b
感想ありがとうございます。
一応全ての悪魔は肉体を持っている設定です。
悪魔の住む世界は、管理できずに切り捨てられた箱庭世界の一つで、悪魔は召喚という形で勝手口を開いて別の世界に行っています。
箱庭の中では、従魔達はエレメントの支配者。司る者を前にして、その力を借りて力を行使は出来ません(*´∀`)♪
貴方を殺したいので、貴方の力を貸してと言われて、貸す奴はいないからね。
そして、箱庭はトンボちゃんの世界。神を相手に勝てる悪魔は居ない。神の敵対者とは言うが、それもまた、神に定められた器なのだから。
感想ありがとうございます。
ちなみに自分の魔力を使ったり、管理者側の制御が甘かったり、あえて使わせようと思えば、相手も魔法の行使は可能です。
悪魔は契約に縛られる
故に、召喚するならば決して隙を見せてはならない。
しかしながら、隙の無い人間等居はしない。
そして悪魔は、必ず契約の隙を見つけるのだ。
結局、悪魔を呼ぼうと考えたその時から、食い物にされる事は決定しているものなのです。
契約書はしっかり読みましょう。
以上ヤーデルからの命懸けの戒めでした。
こちらが大盤振る舞い(焔)なら、あちらも大盤振る舞い(悪魔)。
ヤンデル召喚主、干からびてないかな?
感想ありがとうございます。
エロイムエッサイム……エロイムエッサイム……我は求め訴えたり。
悪魔くん面白いですよ。
守るべき民を贄にする。
そんな腐った性根だから、国に信用されなかったんだが。
貴族の、辺境伯の役目をなんと心得るか。
遠くからスキルや、遠眼鏡で観測する分には構わないだろうけど、誰かがいたら、全力は出せないからねぇ。
コレが拐われた人を操って剣を握らせ、襲ってくるなら迷いも生まれるものだが、殲滅しても誰からも文句が出ないモンスターと、神敵の悪魔だからね。
巻き込まれた野生のモンスターはちと可哀想ではあるが、まあ、運が悪かった。
レッツ殲滅!
軍団級戦力で押し潰すつもりが、天災級戦力が待っていたw
成仏…しなくて良いか。
無間地獄に行ってくれたまえ。
感想ありがとうございます。
貴族ではない者は、彼にとって道具に過ぎないんでしょうね。
ムシャムシが、予想外に殿様だったww
感想ありがとうございます。
ヘビミミズ君達にもそのうちスポットを当ててあげたいですね。
うわー凶悪なスキル( ゚□゚)
自覚無いのが、また凄い。
装備品を軽く出来ないから劣化って…
いやいや、戦闘中に装備品が重くなったと誤認させられたら、どうなるのか考えよう。
熱さ冷たさ、暑さ寒さ、痛みに痒み。簡単な感覚異常がどれだけ凶悪な事か。
眠れない、飲めない、食べられない、息が吸えない。
まさに致死の呪い。
死ねと一言で済ますより、これらの方が恐ろしい((( ;゚Д゚)))
従魔でなくても操る事が出来そうな魔物使いも、えらく物騒。
ラノベの主人公クラスのチートでしょう。
流石、チームトンボ。
常識はずれ!
蜜蜂の天敵な蜂と言うと、スズメバチだけど、こちらでは何と言うのかな?
感想ありがとうございます。
確かに猫又はチートじみたスキルですが。
トンボが言ったように、精神耐性が高いと効きませんし。
ラウがまだ未熟なのもあり、相手が忌避感や嫌悪感を持つ事を命令したりもできないんですよね。
今後の成長が楽しみですね(ゲス顔)
善人の呪いと、正直者の呪いは致死の呪い。解くのが大変ですよ。
頑張りましょう。
変わり身の術…本来は変装の事でしたが、最近は空蝉の術という名称の理由が理解出来ないからか、よく間違って使われますね。
身代わりと、変わり身。
字で見ると一目瞭然なんですが
(^ω^)
感想ありがとうございます。
言われてみれば、正しくは空蟬の術ですね。
ありがとうございます。
修正させていただきます。
いずれ、この兄妹は死にます。
助けてという相手に殺されて。
命乞いする野盗なのか、哀しげに鳴くゴブリンやコボルトの仔なのか、一夜の宿を借りたいと縋る旅装の人物か。
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とりあえず救出という事で、父親の唯一の誤算とやらと、何故こいつらが村を襲ったのかは次回持ち越しですかね。
雑魚共から、何が聞ける事やら。
あ、今回捕獲の下衆二匹をプチっとやらなかったのは、良かったとおもいます。
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あとは、喋る口は多い方が情報を得るには都合が良いから。
え?人権ですか?
現代の地球ですら人権を国民に与えない国がある位です。
勿論、そんなもの、適用されないですよね?
法の元の平等も多分無いけど、まあ、領主さま一緒なので、後始末には困らないね。
最後に、色々書いてますが、批判したい訳では無い事を、明言させていただきます。
感想ありがとうございます。
何もラウとミウの二人も、一生このままではないでしょう。
父親も何も悪党に助けてと言われたら助けろとは言っている訳ではなく、教育の一環で「助け合い」の精神を伝えていただけですし。
幼いミウがそれを極端に解釈しただけで。
ラウはそれをわかっており、ミウの中の父親像を壊したくなく。
更にトンボとフィレオの会話を聞いた上で、助けると選択したんでしょう。
多分自分一人なら復讐していたと思います。
ミウも今回の件でその言葉が絶対でない事は身をもって理解したでしょう。
それでもまだ彼女は幼いのです。
後は回りの人間がどう教えていくかでしょうね。
そして、父親の考えは前の感想で返した通り、父親にとっては人質の子も等しく我が子みたいなもので、優劣を付けられるものではないのです。
まさかここに対してこれ程突っ込まれるとは思っていませんでしたが、感想はありがたいですので、これからもよろしくお願いします。
被害者だし、弱者なので言いたい事でも無いし、誰が1番悪いかと言えば、間違い無く下衆どもが悪い訳ですが。
しかし、危機感も、防衛意識も、知恵も、覚悟も何もかも足らなさすぎる。
正直な話。奴隷狩りにあっても仕方ない…いや、当然としか。
魔獣が存在し、野盗が存在する物騒な世界。この辺境伯領が比較的治安が良いと言っても、あまりに無防備すぎる。
小さな子供だから危険と、刃物を持たせないのは間違い。現代日本じゃないんだから。
刃物で一度は指先でも良いから傷をつけ、危険なものであると学ばせた上で小さなナイフは持たせるべき。いざとなったら、振り回せと教えるべき。
異変が起きたらとにかく走って逃げる癖をつけさせるのも必要。止まるな!
刃物もった子供が逃げに徹すれば、捕まえる側は相当な手間とリスクを負うのだから。
村に戦力や備えが無さすぎるのも、問題。
どれだけ強くても、徒党を組む刃物持った悪党相手に戦う人が1人では無茶もよいところ。腕に自信のない人は、石を拾って投げましょう。かなり殺傷力が高いので、役に立ちます。辺境に住む以上、男女共に刃物と、石を持っているのは基本でしょう。
生と死は、この世界では身近な筈。小さい子供にもキチンと教えておくのは必須。
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阿呆だ。
救いがたい。
相手が悪党なのだから、降参しても自分が殺されるだけなのは、理解しよう。
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相手は雑魚でしかない。二、三人仲間が殺られ、人質に構わず更に何人か殺られたら、我が身かわいさで子供なんて荷物は放って、逃げていっただろう。
何故、戦わなかった。阿呆め。
人質が傷ついて、たとえ死んでも、戦いを止めなければ、何人かは救い出せた。村も全滅しなかっただろう。
被害者側にも、大きな問題があったとしか言えない事案。
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感想ありがとうございます。
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感想ありがとうございます。
次の話では更に彼らのヘイトが上がります。
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感想ありがとうございます。
確かにご指摘の通り、薬草石鹸を使えばトンボにも美肌効果はあるはずです。
しかし、トンボの言う美容はアンチエイジングの事なんですね。
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なのでトンボにとって美容は母親のやっているアンチエイジング関連を指す言葉だった訳ですね。
トンボ的には今から肌の心配をしても、自分は老いるわけでは無いので意味がないと言ったのです。
陶芸面白いですよ。
ただ、実ははじめての方に茶碗はあまりオススメできません。
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感想ありがとうございます。
おっさん呼びを許すなんて、異端中の異端でしょうね。
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神様にも知られているフィレオのおっさんスゲーですね。
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もっとも、辺境伯を拝命してるんだから、武門の家で、いざとなれば先陣きらねばならん人ですもんな。
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良かったね、母親似で(^ω^)
感想ありがとうございます。
一応お母さんもこの章で登場予定です。
お楽しみに。
追い付きました〜(^ω^)
そして、生物と物品、どんなのが飛び出すのかも、非常に楽しみです。
感想ありがとうございます。
《迷宮作成》スキルによる召喚が活躍するのは次の章あたりになりますかね……。
地名に吹いたww
鉄に、銅に、銀に、金、白銀、合金類はどうなんでしょうね。日本だと、それこそ身の回りに幾らでもありましたが、まあ、鉱脈鉱床や精錬前の原石なんか、女子高生にはほぼ関係ない世界だから無理かな(^ω^)
感想ありがとうございます。
箱庭の名所の名称はネタ枠ですね。
鉱山を創る条件はセヨンさんが推察した通りで、加工された金属では条件を満たせません。
しかし、カルーア工房にはさまざまな金属の鉱石がありますし、トンボは地球で家族旅行で鉱山の観光(父親の趣味)などもしているので、既に一般的な鉱山は創れる設定です。
設定がしっかりしてるお話しは大好物です(^ω^)
魔物と呼ばれる生命体にも、生物学的合理性と生態を求めてしまいます。
良いですね〜設定(^ω^)
想像力こそ、人類の発展の原点です。
感想ありがとうございます。
好みが分かれると思いますが、“こう”なるには“こう”いう理由があると、色々考えながら書いていきたいと思います。
僕っ娘に惚れられる。
うむ。(*-ω-)
仕方なし!
感想ありがとうございます。
しかし、トンボはノーマルなのです。
おおう。
銀を腐らせるより、たちが悪い!
ミスリル→コバルトって、
錬金術で逆転出来ないかな?
感想ありがとうございます。
コボルトが銀をコバルトに変えるのは、ファンタジーものではよく聞く設定ですよね。
自分はロードス島戦記で知りました。
細かい事を言うと、ルスカ世界のミスリルは銀が魔力で変質した鉱物なのです。
コボルトがミスリルをコバルトに変える時は、錬金術でミスリルを一度銀に戻し、その銀を更にコバルトに変質させるという回りくどい方法を取っています。
何故かというと。
コボルトにとってミスリルは扱いきれない金属なので、武器などに成形できないのです。
しかし、精錬される前のミスリルから魔力を抜いて銀に変える事はコボルトの錬金術でも可能なので、ミスリルを一度銀にして、更に自分達に扱いやすい金属に変えた結果コバルトになるのです。
そして何度も変質を繰り返した金属は、もうコバルトからミスリルに戻すことはできない状態に“疲労”しているので、コバルトをミスリルに戻す事は不可能なのです。
長々とすみません。
私は設定厨なので、色々考えてしまうのですが。
なるべく説明が長くならないように、本編では色々省いて解説しています。
それでも説明がクドいとよく言われますが。
うむ。(*-ω-)
薬草採取は低ランクの初心者向けに残しておいてあげないとね。
トンボちゃんも初心者だけど(^ω^)
討伐系が受けられない若い子や、パーティーメンバーが怪我をして、討伐はちょっと無理な人もいるだろうし。
あと、数を絞れば、逆に単価を上げて売る方法も出てくる。
もう少し都会だったら、薬草長者になれるけど、まだここの街じゃ流通が弱いからねぇ。
感想ありがとうございます。
トンボは薬草長者をあきらめた訳ではないので、請うご期待です。
おおう。
何かのはずみでお気に入り🌟が外れてました〜
むう。
今日から追っかけて読みますよ〜
(*´ω`*)ワクワク
感想ありがとうございます。
追い抜いて行っても……ええんやで。
厄介事に自分から首つっこんでたら平穏な暮らしなんて無理だよ。
感想ありがとうございます。
平穏を求めつつも、トンボにも譲れないものがあるのです。
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