サンジャルと星屑のインク
昼の光がまぶしすぎて、机に突っ伏してしまうサンジャル。でも夕暮れになると、指先に温かい血が通い始める。
「動けない昼があってもいい。夜になればまた、星を拾いに行けるのだから」。誰にも読まれないかもしれない羊皮紙が、夜風に乗って旅をした。何を作ったら、誰が見ているか、わからないという、小さな魔法…
忘れられた言葉の欠片を集め、夜の図書館で物語を縫い合わせる司書の、静かで不思議な一夜のお話。
作:玄
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