異世界に転移したので国民全員の胃袋を掴みます

じゅわわわわっっ!!!
豪快な音と共にふわふわと美味しそうな香りが今日もセントラル家から漂ってくる。

赤塚千尋、21歳。
気づいたら全く知らない世界に飛ばされていました。まるで小説の中の話みたいに。

圧倒的野菜不足の食生活を送っている国民全員の食生活を変えたい。
そう思ったものの、しがない平民にできることは限られている。

じゃあ、村の食生活だけでも変えてやるか!
一念発起したところに、なんと公爵が現れて!?

『雇いシェフになってほしい!?』

誰かに仕えるだなんて言語道断!
たくさんの人に料理を振舞って食生活改善を目指すんだ!
そう思っていたのに、私の意思に逆らって状況はあれよあれよと変わっていって……

あーもう!!!私はただ料理がしたいのに!!!!

前途多難などたばた料理帖

※作者の実体験をもとにして主に構成されています
※作中の本などは全て架空です
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