いつまでもたぬき寝入りを

……まただ。

長年の友人関係である俊とは気の置けない友のはずだった。共通の趣味である日本酒を飲むために俊の部屋で飲み、眠りこけてお泊まりすることが多い琴音だったが、ある晩俊が眠る自分にちょっかいをかけていることに気がついた。

私ができることはただ一つ。寝ているフリをすることだ。

「……寝たか」

「……」
(まだです、すみません!)

タダ酒が飲みたい女と、イタズラがエスカレートしている男の話


※マーク ややエロです

本編完結しました
プチ番外編完結しました!
24h.ポイント 0pt
0
小説 185,385 位 / 185,385件 恋愛 56,300 位 / 56,300件

処理中です...