【完結】愛されない令嬢は全てを諦めた
繰り返し夢を見る。それは男爵令嬢と真実の愛を見つけた婚約者に婚約破棄された挙げ句に処刑される夢。
夢を見る度に、婚約者との顔合わせの当日に巻き戻ってしまう。
令嬢が諦めの境地に至った時、いつもとは違う展開になったのだった。
三話完結予定。
夢を見る度に、婚約者との顔合わせの当日に巻き戻ってしまう。
令嬢が諦めの境地に至った時、いつもとは違う展開になったのだった。
三話完結予定。
あなたにおすすめの小説
忘却令嬢〜そう言われましても記憶にございません〜【完】
雪乃
恋愛
ほんの一瞬、躊躇ってしまった手。
誰よりも愛していた彼女なのに傷付けてしまった。
ずっと傷付けていると理解っていたのに、振り払ってしまった。
彼女は深い碧色に絶望を映しながら微笑んだ。
※読んでくださりありがとうございます。
ゆるふわ設定です。タグをころころ変えてます。何でも許せる方向け。
なにをおっしゃいますやら
基本二度寝
恋愛
本日、五年通った学び舎を卒業する。
エリクシア侯爵令嬢は、己をエスコートする男を見上げた。
微笑んで見せれば、男は目線を逸らす。
エブリシアは苦笑した。
今日までなのだから。
今日、エブリシアは婚約解消する事が決まっているのだから。
「離縁状の印が乾く前に、王太子殿下から花束が届きました」〜五年間「置物」と呼ばれた侯爵夫人、夫が青ざめるのは王家との縁が切れてからでした〜
まさき
恋愛
侯爵夫人として過ごした五年間、夫に名前を呼ばれたことが一度もなかった。
愛人を夜会に連れてきた翌朝、私は離縁状を置いて屋敷を出た。
夫は「すぐ戻る」と思っていたらしい。
でも届いたのは、王太子殿下からの白薔薇だった。
「五年、待ちすぎました。今度こそ私の隣に」
幼馴染の殿下は、いつも私を「アメリア」と呼んでくれた。
ただそれだけで、五年分の何かが、ほどけていった。
夫が全てを失うのはこれからの話。
私が本当の笑顔を取り戻すのも、これからの話。
心を失った彼女は、もう婚約者を見ない
基本二度寝
恋愛
女癖の悪い王太子は呪われた。
寝台から起き上がれず、食事も身体が拒否し、原因不明な状態の心労もあり、やせ細っていった。
「こりゃあすごい」
解呪に呼ばれた魔女は、しゃがれ声で場違いにも感嘆した。
「王族に呪いなんて効かないはずなのにと思ったけれど、これほど大きい呪いは見たことがないよ。どれだけの女の恨みを買ったんだい」
王太子には思い当たる節はない。
相手が勝手に勘違いして想いを寄せられているだけなのに。
「こりゃあ対価は大きいよ?」
金ならいくらでも出すと豪語する国王と、「早く息子を助けて」と喚く王妃。
「なら、その娘の心を対価にどうだい」
魔女はぐるりと部屋を見渡し、壁際に使用人らと共に立たされている王太子の婚約者の令嬢を指差した。
『愛人を連れて帰ってきた翌朝、名前すら呼ばれなかった私は離縁状を置いて旅に出ます。これからは幸せになります――そう思っていました。』
まさき
恋愛
夫に名前すら呼ばれず、冷たく扱われ続けた私は、ある朝、ついに限界を迎えた。
決定打は、夫が見知らぬ女性を連れて帰ってきたことだった。
――もういい。こんな場所に、私の居場所はない。
離縁状を残し、屋敷を飛び出す。
これからは自由に、幸せに生きるのだと信じて。
旅先で出会う優しい人々。
初めて名前を呼ばれ、笑い、温かい食事を囲む日々。
私は少しずつ、“普通の幸せ”を知っていく。
けれど、そのたびに――背中の痣は、静かに増えていた。
やがて知る、自らの家系にかけられた呪い。
それは「幸せを感じるほど、命を削る」という残酷なものだった。
一方その頃、私を追って旅に出た夫は、焦燥の中で彼女を探し続けていた。
あの冷たさも、あの女性も、すべては――。
けれど、すべてを知ったときには、もう遅くて。
これは、愛されていなかったと信じた私が、
最後にようやく“本当の愛”に気づくまでの物語。
「愛していると、一度も言わなかったあなたへ」 ~十年間泣いていたことを、あなたは知らない~
まさき
恋愛
十年間、彼は一度も「愛している」と言わなかった。
悪意はなかった。ただ、私がいて当然だと思っていた。
ある朝、私は指輪を置いて出て行った。涙も言葉も置かずに。
辺境の地で、ようやく自分の人生が始まった気がした。
そこへ彼が現れた。「なぜ出て行ったのか、ずっと考えていた」と。
考えるのに、一年かかったのですね。
私が泣いていたことを、あなたはまだ知らない。
「侯爵夫人を5年演じた私が離縁を決めたら、今さら愛していると言わないでください」
まさき
恋愛
「サインはもういただきました。あとは私が王都を出るだけです」
伯爵令嬢として申し分ない家柄で嫁いだはずだった。なのに侯爵夫人としての五年間は、夫の隣ではなく、夫の後ろで微笑み続ける日々だった。
隣国の公爵令嬢・レイナが社交界に現れてから、夫・セイルの目はソフィアを映さなくなった。
嫉妬も、訴えも、すべて飲み込んだ。完璧な侯爵夫人を演じ続けた。でも、もう十分だった。
離縁状に署名した翌朝、セイルは初めてソフィアの名を叫んだ。
——五年間、一度も呼ばれなかったその名前を。
すべてを手放した女が、初めて自分のために歩き出す。
泣き終わった侯爵夫人の、静かで鮮やかな再生の物語。
侍女のアンだけ命名されていて、アンが特別な何かを持ってるのかと勘繰りながら読んでしまった‥
公爵令嬢は負のループから抜け出したのなら、この世界線ではサイコ王子は夢から覚めることの無い眠りへの行為を令嬢の目の前でした奇特行為なのに実は一途だった気の毒な王子に昇華されてそうで不満ʬʬʬ
処刑を不愉快に思いながらも回を重ねる毎に『彼女』の絶望と白い首へ性欲を傾ける程の恍惚へ変化させ、その日を待ち望むなんて‥幾ら『彼女』限定だとしても治世者向きではない
共存しない世界線で公爵令嬢が穏やかな生涯を得られている事を願ってしまいました。
単なる「人をコロしたかった」王子の話
「ゴールデンボーイ」の異世界編
面白かったです!!
他の人のコメント見ましたが、
王子様は自殺したんですね…。
白い首を現実でも〜とか
●慰とか温かい血が噴き出すのを感じながらとか、
書いて有ったんで婚約者の令嬢を●害したのかと思いました。
「とある男爵令嬢の話」もあるかと思った
隣国の王子様はブラフでしたか。
普通のお話の気構えで彼女は隣国で結婚して残された者たちがうなだれておしまいと思っていたら、、ラストのサイコ王子にはやられました。
サイコ王子、次に目覚めたら自分が『彼女(婚約者)』になって、自分からはもう見たかった『彼女』の絶望顔を見れないことに絶望して欲しいです
鏡に映った自分の絶望顔はこんなの見たかった『彼女』の顔じゃないと嘆いて、自業自得に苦しめば良いと思います
この世界線の『王子』の中身はあの男爵令嬢で、その男爵令嬢の中身は『婚約者』でさっさと舞台から自主退場するなら尚良し
実のところどこまでが夢で、どこまでが
現実だったのでしょうね…
公爵令嬢は王子を認識出来なくなったから
処刑ルートからは解放されてると願いたい
が、サイコ気質の王子には延々と彼女を求
めるが叶わなくて首切り自害を繰り返すと
いうお仕置きループで、暫くは苦しんで欲
しいとか思ってしまいました(^_^;)
印象に残る作品でした^ ^
退会済ユーザのコメントです
煉瓦さま
コメント、ありがとうございますー!!
とても好き&面白いと仰っていただけて嬉しいです。
そうですね、王子様の姿が見えなくなってしまったので、最終的に王子様のことを全部忘れてしまったのだと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!!
ちくわ様
コメント、ありがとうございますー!!
第三者視線だと『彼女から忘れられたショックで自殺』ですが、本人的には『今までの関係性が忘れられてしまった為、二度と彼女の絶望顔が見ることができないから、次のループへGO』ですね。次もループするか、しないかは別として。。。魅了されてなかったことがバレても結果的には同じかもですね。文章内で表現しきれず、申し訳ありません。
結末時点で王子様は自殺しているので、彼がサイコパスなのは誰にも知られないままの可能性が高いですね。
お読みいただき、ありがとうございました!!
ten様
ご感想、ありがとうございます。
お兄様は、妹は意識不明で両親は罪の意識で倒れてしまった上に、いきなり自分の価値観が逆転してしまった&全ての処理を一人で行う羽目になったのでパニクっているのかもしれませんね。
王子様は『抗う』という選択は絶対取らないと思うので、天地がひっくり返ってもあの展開にしかならなかったと思われます。
確かに、公爵令嬢には全部から解放されたので、穏やかに暮らして欲しいですね。
因みに、恐らく男爵令嬢は身柄を拘束されて事情聴取のち裁判を待つ身になると思います。
お読みいただき、本当にありがとうございました!!!
トラツグミ様
ご感想、ありがとうございますー。
はい、「まおゆう」も同じ形式の「ゴブリンスレイヤー」も存じております。
元々登場人物の名前が出てくる事が少ない怪奇幻想系のお話を書いていた&オチのクッションとして余計な個性を与えない為に今回のような形式で書きました。
話の組み立ても、仰る通りです。テンプレにテンプレを重ねての、少しの破綻を目指してみました。ちょい盛りのお褒めのお言葉、すごく嬉しいです。
>恥ずかしながら、王子の独白を読むまで登場人物が役柄でしか書かれていないのに気が付きませんでした。
不自然さを感じさせずに騙しきれたと感無量です。
本当に、ありがとうございましたー!!
退会済ユーザのコメントです
グレース様
ご感想、ありがとうございます。
ぎゃ、逆行ループからは、恐らく多分解放されているかなと。
少なくとも、サイコパスな王子からは解放されている筈なので、主人公は幸せになれるんじゃないかと思ってます。
お読みいただき、本当にありがとうございました!!!