ミヌシロ ―白糸の祈り―

失われた信仰を調べるため、山奥の村を訪れた大学生。
村では、誰も理由を語らないまま、白い布が風に揺れていた。
その布を抱く少女との出会いが、彼の時間をゆっくりと変えていく。

沈黙の村に、白の残響だけが残っていた。
そして白布の奥で、いまも呼吸する“何か”。

――それは、ひとつの命をめぐる、祈りの記録。
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