【完結】期限付き婚約者ですが、彼が私を離してくれません。~名ばかり婚約、一年だけの仮初めなのに。どうしてそんな目で見つめるの…?~
伯爵家の令嬢・リシアは、没落寸前の自家を救うため、名門ユーグリット家の当主代理・カイと“契約婚約”を交わす。
婚約の期限は一年。目的はただ一つ――カイの祖父・ヘルベルト卿を安心させるため。
「お互いに干渉はしない。それでいいな?」
冷徹で無表情な彼の一言に、リシアはただ頷くしかなかった。
名家に似合わぬ“仮初めの婚約者”。
けれど、カイの祖父・ヘルベルト卿は優しく微笑み、こう言った。
「君のような子が、カイの傍にいてくれるなら……私はもう何も心配いらんよ」
リシアの胸に、小さな火が灯る。
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「お互いに干渉はしない。それでいいな?」
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