寝坊した大聖女、1000年後の王子に溺愛される

──泣いたら、笑えばいい。

千年前、世界を救った聖女オーフィンと、英雄リース。
二人は滅びゆく大地を前に最後の祈りを捧げ、
未来に希望を残すため“眠りの儀”へと身を投じました。

「次に目を覚ましたら、また笑おうね。」

そう約束して、彼らは時の彼方へ。

……けれど、運命は少しだけ意地悪でした。
五百年後に目覚めるはずだったその眠りは、
千年を越えてようやくオーフィンのまつげを震わせます。

見知らぬ空。見たことのない王国。
そして、目の前に立っていたのは――
英雄リースの血を継ぐ青年、ロードレック王子。

「おはようございます、大聖女オーフィン様。千年ぶりの目覚めですね。」

千年寝坊して起きたら、好きな人の子孫に出会ってしまった!?
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