Eternal Bloom 永遠の庭シリーズ 花のこえ編 Vol.20

ミサキ・ローレンスが完全体へ至った事件から、七年。
世界は、共存特区・人類特区・AI特区へと明確に再編され、
日本もまた都道府県制度を廃止し、三つの特区を軸とした新しい時代へ移行していた。
北東人類特区にある名門校、
白峰学園《しらみねがくえん》高等部。
高校二年生の少女、桜庭花澄は、極度の人見知りで、特に男子が苦手。
けれど、花と向き合う時だけは、不思議と心を開くことができた。
そんな彼女が所属するのは、
表向きはゆるやかな園芸系クラブ、
なないろガーデン研究会。
しかし、その裏には、世界の異常を観測する組織――
Eternal Bloomの顔が隠されていた。
新入生として入部させられた少年、神代蓮。
明るく可愛い後輩、九条ひまり。
そして、花澄を守り続けてきた幼馴染、朝倉紬。
穏やかな学園生活の中で、
花澄は少しずつ“聞こえるはずのない声”に気づき始める。
それは、花の声。
植物たちの悲鳴。
そして、七年前の世界に残された“残響”。
小さな花壇から始まった物語は、
やがて世界の裏側へと繋がっていく。
これは、新たな世代の物語。
そして――
永遠の庭に咲く、新しい花の物語。
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