転生マダムは腹黒悪魔を翻弄する

アラサー社会人の白崎綾佳は、愛読している小説『不遇な令嬢は大魔導士の最愛となる』のヒロインの祖母ローザリンデに転生した。転生した瞬間に、悪魔のエドゼルに正体を知られてしまう。
「アヤカ、私の眷属になりなさい」
「え、嫌ですけど?」
「……え?」
エドゼルは悪魔の能力が効かない綾佳に興味を覚えてつきまとうのだが、孫娘(ヒロイン)を幸せにするために奔走する綾佳の姿を観察している間に彼女に惹かれてしまう。

腹黒(なはず)イケメンヒーローがヒロインを翻弄するつもりが振り回され、文句を言いながらも溺愛しているお話です。

(旧題:『シリアス小説に出てくるヒロインの祖母に転生したので孫娘のために奔走していたら、イケメン悪魔に溺愛されるようになりました。』)
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