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夜更けの客人(神)?

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少し寝ててから起きた時にはご飯の時間だった。
ウ~ン!!と背伸びしてからベルをならす。
チリンチリン~。

「よく眠れましたか坊っちゃま。」
「うんよく寝たよ~。もぉすぐご飯たべれる?」

「はい、すぐにご用意できますよ。お顔お拭きになってから行きましょうか」
「ハァイ!ありがとうルオン」

今僕と話してたのは僕専属になる執事のルオン
オーヴァンの親戚で優秀な10代後半。
薄い茶色で水色の瞳の爽やかイケメン!
ルオンに用意してもらった濡れたタオルで顔を拭いて一緒に食堂に行く。

行く時はだいたい片腕抱っこだょ。僕ちっちゃいから行くのに時間かかるからね~
でも前世思い出したら恥ずかしぃょ。
しかたないから今はこの状況に甘んじるよっ!
絶対おっきくなるし!!

食堂についてからはお父様とお母様と楽しくお食事をした。でもちょっと難しい話があったりもしたけど世界的におっきな会議があったんだもんね。
しかたないよ分からなくても。
その後は部屋に戻って、今がどうなっててこの世界で最後どうしたかを思い出していた。

えっと~たしか最近だと100年前ぐらいなるのかな?
邪神になってるあの子を少し浄化して封印たんだよね~でも何時もより強いのかけれたし何で封印解けかけてるんだろ?

そう思いながらいつの間にか寝てたみたいで、気付いたら晴天で草原の中にポツンていた。
「う~ん夢?かなぁ?でも誰もいないし何もないねぇ?」

「おー!繋がったかぁ良かった」
「久しぶりだね~休暇はどうだったぁ?」
「どうだったじゃねよ!!こっちは大変だったんだからすぐにでも手伝ってくれよっ」
「わぁ可愛い!子供になってるぅ」
「っかわぃぃ」

・・・・

「急にわちゃわちゃ湧いてくるなぁ!」
あぁ~びっくりした。ってかここ狭間かぁ
なるほどじゃあこの風景は大地神だね。

始めに喋ったのが魔法神ジルヴァート
次が大地神ノルエンティ
その次が時空神ヴィルスティア
で次が生命神ルルフィリス
最後が月夜の神エフィルクス

そして僕は元・光と慈愛を司った神
慈母神ルティカルシアンだった。
そして唯一この世界に顕現した神子ってわけ。

全員兄弟なんだけど集まると大変なんだよね~
皆言いたい事言ってやりたいことやる自由神だからね。纏めて世話焼きしてたら僕は慈母神になってたわけ(泣)

「はぁ~っで!なんで100年休暇が25年位しかなかったわけ?なんで今結界壊れかけてるわけ!?僕ちゃんと何時もよりきつく張ったよね!どうなってんの!!」

「「「「「ごめんなさぁい」」」」」

「ごめんなさいはいいから!せ・つ・め・い!」
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