【完結】「離婚しよう」そう言ったのはあなたです。どうぞ愛するあの方と、幸せになってください
「離婚しよう……これは決定事項だ。その後聖女と再婚する」
青天の霹靂とはこのこと。夫婦仲は決して悪くなかった筈だった。現に昨夜だって愛してくれた……違ったの?
濃厚な行為の跡が色濃く残る身体。そんな中、非情な宣告を受けるレイチェル。これまで夫に尽くしてきた……なのに聖女と再婚ですって?
神殿と密接な関係があるキャスバーグ公爵家。自身も聖騎士であり、騎士達を束ねる役目を負っているアルフレドは、聖女と接する機会も多かった。もしかして、以前から浮気をしていた?
「どうして私と離婚してまで、聖女を妻に迎えなくてはならないの?私のことなどどうでもいいと言うの。答えてよ!」
夫はそれ以上は無言を貫き、その後会うこともしてくれない。遣り切れない想いの中体調を崩したレイチェルは、朦朧とした意識の中既に離婚が成立していることを知る。
「了承なんてしてない!」
そんなレイチェルの叫びは辺りに虚しく響くだけ。おまけに聖女との婚姻を決めたのは国王だという。王命……確かに貴族には逆らえないものではあるけど、国王の甥である夫ならば拒否することも可能だったはず。結局はあなたの選択なのね?
打ちひしがれているところに、突然現れた聖女から侮辱を受け、おまけに驚愕の真実を聞く。そのショックでレイチェルは、聖女を怪我をさせてしまうことに。
そこに現れたアルフレドは、レイチェルがワザと聖女に対して暴力を奮ったのだと誤解し、経緯も聞かずに厳しく罵倒する。それから大事そうに聖女を抱え、冷たい視線を投げて去って行く。
「ハ、ハハッ。こんなところにはもう用はないわ」
全てが嫌になり即日キャスバーグ家を去ったレイチェル。だけど疎遠になっている実家には頼れず、手に入れた慰謝料でどこか遠くへと姿を隠すことを決意する。なのに聖女への暴行容疑で追われ、息詰まる逃亡の末乗り合い馬車へと紛れ込む。無事に帝国へと逃れたレイチェルは、更に遠くへ逃れようと計画していた。すると思いがけない不幸に見舞われて……
運命の糸は複雑に絡まり合い、レイチェルを思いも寄らない方向へと翻弄する。驚愕の真実へと辿り着いた時、その先にあるものとは?
全ての真相が、心だと思っていたレイチェルとの再会で分かる。
避妊薬の謎。オリビアをレイチェルだと思ったアルフレドの謎などなど。
レイチェルが亡くなったとやっと理解したアルフレドは、レイチェルの色味に似た息子と共に幸せになれたし、オリビアも最愛の人と結婚したし、レイチェルも命短しであろうとも真相が分かって幸せになれた。みんなそれぞれ幸せになれて良かったです。
アルフレドは子どもに対しては義務と誠意を尽くすつもりのようで安心しました。そんな無責任ヒーローだとレイチェルがさらに可哀想になってしまう。しかし、オリビアが本当にレイチェルだったならどうするつもりだったのかしら。連れ去って日陰の身?うーん。
番外編、楽しみにしてます。
本編完結おめでとうございます。
毎日の更新を楽しみにしておりました。
まさかオリビアだったとは!
レイチェルがどうやって真実を切り出すのだろうと気になっていたのに…
ルドとの未来にとってはよかったけれども、ずっとレイチェル視点として読んでいたので、彼女の死はとても残念です。
是非番外編ではレイチェルの侍女のお話をリクエストしたいです。
彼女との再会はあると思ってたので…
レイチェルの持病の謎も気になるし、ルドとの幸せなお話も読みたいしで、番外編とにかくお待ちしております!
面白いお話ありがとうございました。
あぁ~。レイチェル亡くなってたんですねぇ。
彼女のような女性には生きていて欲しかったなぁと。
あんなに愛すべき女性が……。
オリビアは日記が救いにならないとありますが、読み手によっては救いになるなと。オリビアは呪いと思う内容でもアルフレドにとってはレイチェルが愛してくれていた内容。読み手の受け取り方ですよね。
だって彼は一度もレイチェルを心から裏切ってませんからね。あの日記の時には。一度でも裏切っていたならば罪悪感がいっぱいだっただろうけどね。
愛されないのは自分が愛さないから。それよりあんたアルフレドの事愛してないじゃん。それなのに愛を求めるのはお門違い。そしてなんで愛してくれない男を求めるのかは謎。レイチェルが幸せだったのが許せなかっただけでしょ?
可哀想表現あるけど、自分の欲の為に人を犠牲にする人は「可哀想」ではないと思います。この場合可哀想なのはアルフレドでありレイチェル。
どうしようもできない事で脅されているんだもん。
愛されない存在だから愛される為の力を与えた?それで幸せになれたかというと、幸せどころか周囲を不幸にしている。そして自身はもっと嫌われる。
最後に愛する人と結婚しても「穢れを引継ぐ子ども」が生まれるのは嫌だから、愛していない愛してくれない男を求めたのかな?
ミランダの不合意な性交渉に手慣れてる感が気持ち悪い。
結婚相手は尊敬できる相手じゃなきゃ嫌
じゃあ、穢れを払う存在は要らないの?
国のため女1人くらい上手くコントロールしろよ、と。
己の感情を優先する王太子くん、全体か見えてない。
そら、ミランダみたいな存在を生み出すわけだと説得感あります。
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