全ては小さい頃の『可愛い暴君』ということで許してもらえますか?
一人っ子の私がまだまだ小学生にもならない頃。
仲良く遊んでいたのは隣の家に住んでいた同じく一人っ子の男の子だった。
あの頃は別にそんな事も意識しない頃だし、一緒にままごとしてくれて、お絵かきし合って、おやつを食べながら、昼寝もしたりして。
本当に自分を中心に世界が回ってるとしか思ってないから、いろいろと言うことも聞いてくれて便利な友達だった。まさか一つ上だったなんて途中まで気がつかなかったし。
だいたい相手が小学生になる頃引っ越して行って、だから呼び名以外の名前も記憶になかった。
ただただ小さい頃の友達、ちょっと弱虫だったからあれこれと偉そうに振舞ってもよくて、利用価値が高かった友達。
懐かしい記憶を反芻することもほぼなくなった今。
すっかり大人になりました。
社会人四年目の春、そんな過去が改めて掘り起こされる出会いがあるなんて。
寒川寧々、まさかの出会いにひたすら謝罪の気持ちを前面にだして声にして態度にして。
結果、日々の業務に嫌がらせのような時間が足されるようになりました。
本当に性格悪い!!
あ~、今日もビールがすすむ夜、毒づくのは毎度アイツの事です。
『大人ポチ』が思ったより大人だった事実。
可愛かったネネちゃんも大人になった今。
すごく近くにいた現実から二人の物語が始まります。
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