陽華の吸血鬼①【完】
-さくらのちぎり-
初めて好きになった人は吸血鬼でした。
+++
私を助けてくれたのは、銀の瞳をした吸血鬼。
勝手に私を助けて、血を与える主にならないかって言ったくせに、目覚めたらもういなかった。
もう一度逢いたい。でも、名前しか知らない。
‥そんな風に思っていたら、親友が入院してる病院で再会!?
しかも切羽詰っていた私、「彼氏になって!」とか言ってしまいました!
「……もう、逢わないって言ったのに……どうして、今いてくれるの?」
「言った。でも……逢えたらいいな、とは思っていた」
私は、逢いたいと思っていた。
……でも、傍にいられないのは私の方だった。
16歳の誕生日。
封じられていた血が目覚める――。
+++
桜木真紅
Sakuragi Mako
隠された正体のために、自分の出自を知らず育った。
小埜黎
Ono Rei
半分が日本の鬼、半分が英国の吸血鬼の青年。
真紅を助けたが、姿を消してしまう。
桜城架
Sakuragi Kakeru
真紅のクラスメイト。王子様然としている。
梨実海雨
Nashimi Miu
真紅の親友。病気がちで入院中。
桜木紅亜
Sakuragi Kurea
真紅の母。
影小路黒藤
Kagenokozi Kuroto
影小路家の後継者の陰陽師。
月御門白桜
Tsukimikado Hakuou
月御門家当主で黒藤の幼馴染。同じく陰陽師。
秘された本性がある。
+++
2022.5.10~6.3
Sakuragi presents
吸血鬼と陰陽師と退鬼師。
血をめぐるダークファンタジー?(ラブコメ寄り)開演です
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「……もう、逢わないって言ったのに……どうして、今いてくれるの?」
「言った。でも……逢えたらいいな、とは思っていた」
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……でも、傍にいられないのは私の方だった。
16歳の誕生日。
封じられていた血が目覚める――。
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