銀翼に乗せて舞う僕らの恋

アメリカ人青年パイロットと、彼の幼馴染である日系人の青年との物語。
時は1920年代。ロサンゼルスに暮らす少年レイは、日系人の少年キッペーと出会う。友情をはぐくむ彼らだが、苛烈な日系人差別によりキッペーは日本に渡ってしまう。
時は移り1940年代。勃発した太平洋戦争がふたたび二人の運命を狂わせる。
24h.ポイント 7pt
0
小説 37,463 位 / 212,374件 BL 10,800 位 / 29,482件

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

そばにいてほしい。

15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。 そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。 ──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。 幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け 安心してください、ハピエンです。

才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。

誉コウ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。 その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。 胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。 それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。 運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。

泣くなといい聞かせて

mahiro
BL
付き合っている人と今日別れようと思っている。 それがきっとお前のためだと信じて。 ※完結いたしました。 閲覧、ブックマークを本当にありがとうございました。

アイムホーム~あなたの家になりたい

路地裏乃猫
BL
部屋の精霊(人外)×ツンデレ社会人 ひょんなことから自分の住まうアパートの精霊が見えるようになってしまった主人公と、その精霊の物語。かつての恋人に弄ばれ、家族に裏切られながらも愛を求める主人公を優しく見守る部屋の精。やがて主人公が辿りついた愛は…

あなたの帰る場所

路地裏乃猫
BL
舞台は1944年上海。日本人とロシア人のハーフの青年ユーリは、勤めるカフェに時折現れる東洋人の紳士に密かに恋焦がれていた。が、その紳士の正体は日本軍の憲兵将校で… 終戦間際の上海を舞台に繰り広げられる無国籍の青年と、憲兵将校との恋物語。

二人で癒す孤独

路地裏乃猫
BL
野良犬ヤクザ攻め×華族お坊ちゃん受け 愛する人を戦争で失った若き華族の青年と、戦場から復員した元ヤクザの男が焦土の東京で出会い、紡ぐ物語。 ※舞台は1946年春の東京です。この時点ではまだ華族制度は存続しています。廃止されるのは翌年五月、法の下の平等を謳った日本国憲法が施行された日です。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。