この感情を愛と呼ぶには
国立図書館につとめる若き司書、ネロは悩んでいた。
近頃「君の話を聞かせて欲しい」と、柔らかい物腰でネロに話しかけてくる男、ベルテ。裕福層や貴族女性の間でも噂らしい衣料品店のオーナー兼デザイナーである彼を、どこかで見たことがある気がするのだ。
己を見つめるベルテの瞳に何処か仄暗さを感じつつも、ネロはベルテを邪険に扱うことが出来ない。
それが数年前に病で亡くなった、羽振りの良さと比例して黒い噂が絶えなかった商人アルノアと、同じ物だと気づかないまま――
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ちょっと薄暗いけど、基本的にハピエンです。
受けを手に入れるために身分を作り直したド執着おじさん(30歳)×移民の司書少年(18歳)
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