鬼嫁はんとばけもん旦那~大正異能夫婦(めおと)喜譚~
武士という異能者が国を治めていた時代は過ぎ去り、はや数十年。
大正の御代では、異能者は日陰者として生きていた。
元士族で現在は百貨店を経営する藤堂家の娘・綾も、そんな異能者の一人だった。
時代遅れの遺物として家族から冷遇されていた綾だったが、ある日、縁談が舞い込む。
相手は、大阪の豪商・辰々屋――その長男であり、氷の異能者である辰巳宗一郎。
シベリア出兵から帰った彼は、悪い噂のつきまとう男だが、両親により無理矢理嫁入りさせられることに。
新しき世に存在する古き存在・異能者の夫婦の未来は、喜びに満ちるのか……?
炎の異能者・綾と氷の異能者・宗一郎によるドタバタ夫婦の物語。
大正の御代では、異能者は日陰者として生きていた。
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