付与魔術師、結界術を極めて成り上がる 〜大罪人になったのに勇者パーティーに誘われたんだが〜




 ガルダ村のアルト・メタンは、好奇心旺盛でちょっとナルシストな17歳の青年。幼い頃から付与魔術を得意とし、日々その技を磨いていた。

 しかし、10歳で両親を亡くしてからというもの、さらに強さを求めて結界術の研究に没頭する日々を送る。

 そんなある日。
 アルトはガルダ村を魔獣たちに襲わせたとして、アルファベート王国に捕まってしまった。

「僕は結界を解けと言われて解いたんだ。僕の意志じゃないし、忠告もした。僕は無実だ」

 そう主張するアルトに国王はこう言う。

「今更お前の罪なんてどうでも良い。お前のその力、私に貸せ」

 こうしてアルトは、勇者パーティーとして魔王城を目指すことになったのだ。
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