これはスキルではない超能力だ! ~宇宙から飛来した謎の物体ゼドがスキル雑魚冒険者に与えたのは超能力だった!?~

 ギルシャクス王国にある小さな家、そこには1人のラフティと呼ばれる冒険者がいた。彼はいわゆる落ちこぼれでありスキルは【理解】というへぼスキルしかなかった。

 ラフティは人より物分かりがよかった。それは理解というへぼスキルのおかげであり、学ぶ事においては突出していた。

 しかし一般の冒険者は最低でも4個程スキルは自然と習得しているし、戦闘スキルは最低でも1つは存在していた。

 ラフティは冒険者にはなったが、毎日書物を読む事に徹して、いつも本屋さんに通う生活を送っている。

 生活費は小説を執筆する事でなりたっていた。

 小説の世界では沢山の冒険を空想で描いた。
 しかしその冒険は空想であり実体験ではない。
 いつか実体験の小説を書きたいと願うようになっていた。

 そんな時空から謎の物体が飛来した。
 それは自宅の庭に落下した。
 四角い物体でなぜか理解してしまった。

 謎の物体の名前はゼド、そいつはラフティに色々な事を語りかけた。
 ラフティは次から次へと理解した。
 そして彼は習得してしまった。

 超能力を。

 スキル欄には表示されない特殊な力。
 物に触れずに操る【サイコキネシス】
 物体を透視する【クレヤボヤンス】
 
 などなどを習得していく。
 ゼドがなぜ宇宙からきて、なぜラフティと出会ったのか、全ては偶然から始まり、新しい線と線が繋がり、始まった物語。

※カクヨム様にも投稿※
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,103 位 / 184,103件 ファンタジー 42,265 位 / 42,265件