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9-2.こころを繋げて〈承前〉★
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ソルディエントの頭が下方に移動し、太腿を押し開かれた。濡れそぼつ淫肉をぺろりと舐めあげられ、私は声をあげる。
「あぁん……っ」
秘所の上部に左手を添えられ、指先で乙女の尖りを剥きあげられる。精一杯張り詰めて、刺激を待ちわびる欲望が露わになった。
「ふふっ、きみのココ、本当に健気でかわいい……。気持ちよくなりたいーって、必死に主張してる」
「ソ、ソル……っ、はや、く……っ」
私は快楽への期待を我慢できず、彼に強請った。私はすでに、彼の舌が与えてくれる感覚の虜なのだ。
ソルディエントは軽く微笑むと、ついに私のそこに吸い付いてきた。
「ぁは……っ」
さらに膣内を刺激する指をくっと折り曲げられ、敏感な部分に押し付けられる。
「あ、は……っ、んふぁ……っ」
内部と外部、両方からの刺激に私は息も絶え絶えに喘いだ。
きもちいい。頭の中に桃色の靄が充満し、いやらしいことしか、気持ちよくなることしか考えられない。
「ソ……ル、私、もう……っ、い……っ」
ソルディエントから与えられる快楽がどんどん膨らんで、絶頂感が込み上げてきた。
蜜壺に沈められた指に、内壁をぎゅうぎゅうと圧し拡げられる。同時に、留めとばかりに花芽をじゅうっと吸い上げられた。
「あぁっ、は、はぁあああ、ん……っ!」
大きく開かれた脚ががくがくと震え、熱い血液が体中を駆け巡る。快楽が脳天から突き抜けてゆき、私はぎゅっと目を瞑って悦楽の極みを味わった。
「……は、あ……」
やがて。
徐々に熱が引いてきてもなお、秘所が甘く痺れている。私はだらしなく脚を開いたまま、絶頂の余韻に陶酔した。
「ルミリエ……」
ソルディエントが身をずり上げてきて、片手で私の前髪を掻き分ける。私は潤んだ瞳で彼を見つめ、強請るように口を開けた。
すぐさま彼が私の唇を塞いできて、お互いの舌が絡み合った。
「ん……んん、んぅ……」
私は必死に彼の舌を味わった。せめて——ここだけでも彼と繋がりたい。もっと深く、彼を感じたい……。
「はぁ……っ」
くちびるを離し、ソルディエントを見上げる。彼は瞳に激しい欲情を宿しながらも、やさしく微笑んでくれる。
「よかった?」
私の背に手を差し入れ、ゆっくりと抱き起しながら彼は問うた。
「ええ、とても……」
「俺もよかった。きみが感じてくれて嬉しい……」
彼の欲望は未だ解放されていないにも関わらず、そんなふうに言うのだ。そして、私の髪をひと房手に取ると、そっと口づけてくれる。
私は目頭が熱くなるのを必死に堪えた。ひそかに深呼吸をしてから、ソルディエントに切り出す。
「あの……私、下手だと思うんですけど……」
「うん?」
ソルディエントの太腿に、そっと手を伸ばした。
「手とか口で……その……しましょうか?」
「ルミリエ」
ソルディエントが目を瞠る。彼はその後、破顔一笑した。
「……ありがとう、ルミリエ。でも俺、初めてはルミリエのナカがいいな」
「ソル」
そしてその後、彼は驚くべきことを言ったのだ。
「いつか俺の童貞……貰ってよ。ね?」
「あぁん……っ」
秘所の上部に左手を添えられ、指先で乙女の尖りを剥きあげられる。精一杯張り詰めて、刺激を待ちわびる欲望が露わになった。
「ふふっ、きみのココ、本当に健気でかわいい……。気持ちよくなりたいーって、必死に主張してる」
「ソ、ソル……っ、はや、く……っ」
私は快楽への期待を我慢できず、彼に強請った。私はすでに、彼の舌が与えてくれる感覚の虜なのだ。
ソルディエントは軽く微笑むと、ついに私のそこに吸い付いてきた。
「ぁは……っ」
さらに膣内を刺激する指をくっと折り曲げられ、敏感な部分に押し付けられる。
「あ、は……っ、んふぁ……っ」
内部と外部、両方からの刺激に私は息も絶え絶えに喘いだ。
きもちいい。頭の中に桃色の靄が充満し、いやらしいことしか、気持ちよくなることしか考えられない。
「ソ……ル、私、もう……っ、い……っ」
ソルディエントから与えられる快楽がどんどん膨らんで、絶頂感が込み上げてきた。
蜜壺に沈められた指に、内壁をぎゅうぎゅうと圧し拡げられる。同時に、留めとばかりに花芽をじゅうっと吸い上げられた。
「あぁっ、は、はぁあああ、ん……っ!」
大きく開かれた脚ががくがくと震え、熱い血液が体中を駆け巡る。快楽が脳天から突き抜けてゆき、私はぎゅっと目を瞑って悦楽の極みを味わった。
「……は、あ……」
やがて。
徐々に熱が引いてきてもなお、秘所が甘く痺れている。私はだらしなく脚を開いたまま、絶頂の余韻に陶酔した。
「ルミリエ……」
ソルディエントが身をずり上げてきて、片手で私の前髪を掻き分ける。私は潤んだ瞳で彼を見つめ、強請るように口を開けた。
すぐさま彼が私の唇を塞いできて、お互いの舌が絡み合った。
「ん……んん、んぅ……」
私は必死に彼の舌を味わった。せめて——ここだけでも彼と繋がりたい。もっと深く、彼を感じたい……。
「はぁ……っ」
くちびるを離し、ソルディエントを見上げる。彼は瞳に激しい欲情を宿しながらも、やさしく微笑んでくれる。
「よかった?」
私の背に手を差し入れ、ゆっくりと抱き起しながら彼は問うた。
「ええ、とても……」
「俺もよかった。きみが感じてくれて嬉しい……」
彼の欲望は未だ解放されていないにも関わらず、そんなふうに言うのだ。そして、私の髪をひと房手に取ると、そっと口づけてくれる。
私は目頭が熱くなるのを必死に堪えた。ひそかに深呼吸をしてから、ソルディエントに切り出す。
「あの……私、下手だと思うんですけど……」
「うん?」
ソルディエントの太腿に、そっと手を伸ばした。
「手とか口で……その……しましょうか?」
「ルミリエ」
ソルディエントが目を瞠る。彼はその後、破顔一笑した。
「……ありがとう、ルミリエ。でも俺、初めてはルミリエのナカがいいな」
「ソル」
そしてその後、彼は驚くべきことを言ったのだ。
「いつか俺の童貞……貰ってよ。ね?」
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