私はあなたに恋をしません
水の国の王立学園に通うリーナ・アクアリスには、心に決めた相手がいる。
けれど相手のセイルは、火の国へ交換留学中。水の国では十六歳になるまで婚約できず、本人が同席しなければ正式な手続きもできない。だから二人は、互いに想い合いながらも、まだ婚約者ではなかった。
そんな中、火の国から名門令息イグニス・ヴァルフレアが留学生としてやってくる。人当たりがよく、語学に堪能なリーナは彼の世話役に任じられるが、イグニスはリーナの親切を好意と受け取り始める。
「心に決めた相手がいます」
そう告げても、彼は信じない。
相手が姿を見せないなら、名を出せないなら、それは嘘か、まだ自分にも余地があるということだと。
けれどリーナの答えは、最初から決まっていた。
私は、あなたに恋をしません。
けれど相手のセイルは、火の国へ交換留学中。水の国では十六歳になるまで婚約できず、本人が同席しなければ正式な手続きもできない。だから二人は、互いに想い合いながらも、まだ婚約者ではなかった。
そんな中、火の国から名門令息イグニス・ヴァルフレアが留学生としてやってくる。人当たりがよく、語学に堪能なリーナは彼の世話役に任じられるが、イグニスはリーナの親切を好意と受け取り始める。
「心に決めた相手がいます」
そう告げても、彼は信じない。
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私は、あなたに恋をしません。
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