スキル至上主義の貴族社会でスキルを授からなかった三男坊は、自ら追放を願い出ます。が、家族はそれを許しません。
レサンディア王国にて、有力貴族の一角であるマクガイル家の三男坊、ダレット=マクガイルが天与の儀にてスキル――貴族にのみ許される人知を超えた力――を授かろうとしていた。多くの貴族たちの目にさらされながら、ダレットは衝撃的な宣告を受ける。
『スキルの消失』
前代未聞の事態に、王国は衝撃を受ける。貴族でありながらスキルを授かれないということはつまり、『精霊に拒まれた』ことを意味するのだ。追い詰められたダレットはアイアール城の自室に引きこもった。
自らを『家の汚点』と考えたダレットは、21歳の成人を迎える日に自らの追放を願い出る――
※旧題:没落貴族の三男坊
『スキルの消失』
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