AIに仕事を奪われた私の、ささやかな逆転
非正規雇用の“私“は、正社員からの差別や嫌味に耐えながら、日々真面目に仕事に取り組んでいる。そんなとき、「非正規がやるような仕事は全部AIにさせて、社員は『利益を生み出す仕事』に力を注ぐようにする。非正規は全員解雇」という話を聞いてしまう。その日から、AIに仕事を教え込む日々が始まった。
(何よ、私たちの仕事は、利益を産まない無駄な仕事だって言いたいの? それなのに、自分の居場所を奪う相手に、何で仕事を教えなきゃいけないの……)
それでも誠実に仕事をこなしていた“私”の苦労が、ある日思わぬ形で報われる。
そんな、日常に近いけれどちょっと空想、の短編集です。
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