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313片づけをしながら待とう!
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スノーラ達が何処かへ行ってから、色々考えようと思っていたんだけど、でもやっぱりスノーラ達が気になって。これじゃあ考えがまとまらないと思った僕。結局考えるのはやめて、片付けの続きをする事にしました。
ほとんどの片付けが終わった庭。でも大きなものや、お屋敷だった物の片付けは終わっても、他にもまだ片付ける物が。そう、ボロボロになっちゃった花壇や畑の片付けです。
魔獣小屋の方は、使用人さんやメイドさん達が魔獣を移動して、もう小屋の修復に取り掛かっているんだ。魔獣達はみんな無事だったよ。うん、魔獣にも怪我魔獣がいなくて良かった。
それでね、魔獣小屋の方はもう大丈夫だから、僕達は花壇や畑を確認しに行って、まず畑の方から確認する事に。
なるべくスノーラ達が帰ってきた時、最後に別れた場所にいた方が良いかと思って。別れた場所にあった花壇を最後に、1番遠くの畑から行く事にしたんだ。
畑は、半分がぐちゃぐちゃになっていました。でも作っていた作物については、あまり被害はなかたって。ちょうどこの前、半分以上、収穫したばっかりだったんだよ。
残りのこれから収穫する予定だった物は、被害に遭っちゃったけど。でもそれも、またまたその半分が被害にあっただけだから、問題なしだって。一緒に着いてきてくれたレオナルドお兄ちゃんが言ってました。
という事で、土を綺麗に片付けて、その後綺麗な土に入れ替えて、耕して土をならしてから、また種や苗を植えて。土の入れ替えまでは、僕達じゃできないからね。片付けが少しでも楽になるように、僕達は畑の周りに散らばった作物や土を集めることに。
作物の方は一旦集めて、まだ食べられる物と、完璧に食べられない物。それから実の部分は人が食べて、食べて葉っぱの部分は魔獣が食べられる野菜があるんだけど。実の部分はダメだけど、葉っぱが無事な物も別けて。もったいないからね。
そんな事をしていたら、なんだかんだと捨てる物はほとんどなしに。綺麗に別けた物を使用人さん達が、それぞれの場所へ運んで行きました。
『早く終わった』
『ゴミ、少ししかなかったなの。早く終わって良かったなの』
『レン、向こうに戻ろう。もう少ししたら、スノーラ帰ってくる』
30分で帰ってきてって、約束したもんね。畑の片付けは20分くらいで終わったんだ。だから今から戻って花壇を片付けていれば、スノーラ達帰ってくるはずだもんね。
すぐに畑から元いた場所へ戻ります。そこでは相変わらず、お父さんが忙しそうに動いていました。それからエイデンお兄ちゃんもね。僕達は邪魔にならないように花壇へ。
あ~あ、せっかく綺麗で可愛くてカッコいい花が、いっぱい咲いていた花壇が。向こうも、あっちの花壇も、ほとんど花が残ってないよ。残っていても茎だけだったりね。花びらはみんなの攻撃で吹き飛ばされています。
花壇も土の入れ替えからだって。それからさっき、お母さんが言っていたみたいなんだけど、すぐに育つ花と、花が育つまでに時間がかかる花。後は、今から種を植えると、次の季節に綺麗な花を咲かせる花。色々な種を植えるって言っていたみたい。
それから全部種からだと、せっかくのお庭が寂しいままだから、もう成長している花も植えるって。みんなディアブナス達のせいでとっても苦しんで、体も疲れている所に、心も疲れています。これから片付けや復興も続くと、更に疲れが溜まるはず。
だから少しでも、みんなの心が体が休めるように、みんながよく集まる場所や、作業をする場所には、初めから成長している花を植えて、元気になってもらうって。
今いる場所にも、成長している花を植えるみたい。それを聞いた僕達、みんなに元気になってもらうなら、なるべく早くこの辺を綺麗にしないとってことで、気合いを入れて花壇の片付けを始めました。
ゴミ袋に花を入れる時、ルリもアイスも花に、綺麗な花をありがとうって言いながら、ゴミ袋に入れていて。それを見た僕も、ルリ達の真似をして花を捨てたよ。本当だったらもっと長く、花を見られて、みんなを楽しませてくれたんだもんね。
と、花を片付けている時でした。1箇所に重なっていた花を持ち上げたら、そこから何か、小さな物がふわふわっと舞い上がって。なんと、花の下から蝶々が出てきたんだよ。
そして出てきた蝶々はふわふわ飛んで、そのまま木の根元に。木の陰で何とか無事に咲いていた花にとまりました。
そうか、いつも花壇には、いっぱい虫や鳥達が集まっていたからね。あの蝶々無事で良かった。他の子達は無事かな。早く花壇を復活させて、お屋敷のみんなだけじゃなく、虫や鳥達にもゆっくりしてもらわなくちゃ。
う~ん、取り敢えず、あの蝶々がいるあの辺りに、花を少し植えられないかな? 他にも花がなくて困っている子達が、その辺に隠れているかも。後は花に埋もれる感じで、隠れている子達もいるかもしれないし。
そうそう、片付けも急がなくちゃ。花に隠れているんじゃなくて、今の蝶々みたいに、攻撃で飛ばされて、埋もれちゃった子達もいるかもしれないし。わわ、それ考えたら急がなくちゃ。
花と虫の話しをレオナルドお兄ちゃんに話したら、ちょっと待ってろって言って何処かへ。その間に僕達は、どんどん花を片付けて。数分後戻ってきたらお兄ちゃんの手には、カゴに入っている花が。
「おにいちゃ、どこにょはにゃ?」
「花や種をしまってあった、壊れた小屋から、無事だった物を持ってきたんだ。他にもまだ無事な花があるから、それは後で別の場所に使おうぜ」
まさか、壊れた小屋に無事な花があったなんて。僕はカゴをお兄ちゃんから受け取って、ちょっとヨロヨロしながら、みんなで蝶々のいる所まで移動しました。
この時。スノーラ達が何処かへ行ってから30分を過ぎていて、ルリとアイスが、お仕置き決定って言ってたよ。
ほとんどの片付けが終わった庭。でも大きなものや、お屋敷だった物の片付けは終わっても、他にもまだ片付ける物が。そう、ボロボロになっちゃった花壇や畑の片付けです。
魔獣小屋の方は、使用人さんやメイドさん達が魔獣を移動して、もう小屋の修復に取り掛かっているんだ。魔獣達はみんな無事だったよ。うん、魔獣にも怪我魔獣がいなくて良かった。
それでね、魔獣小屋の方はもう大丈夫だから、僕達は花壇や畑を確認しに行って、まず畑の方から確認する事に。
なるべくスノーラ達が帰ってきた時、最後に別れた場所にいた方が良いかと思って。別れた場所にあった花壇を最後に、1番遠くの畑から行く事にしたんだ。
畑は、半分がぐちゃぐちゃになっていました。でも作っていた作物については、あまり被害はなかたって。ちょうどこの前、半分以上、収穫したばっかりだったんだよ。
残りのこれから収穫する予定だった物は、被害に遭っちゃったけど。でもそれも、またまたその半分が被害にあっただけだから、問題なしだって。一緒に着いてきてくれたレオナルドお兄ちゃんが言ってました。
という事で、土を綺麗に片付けて、その後綺麗な土に入れ替えて、耕して土をならしてから、また種や苗を植えて。土の入れ替えまでは、僕達じゃできないからね。片付けが少しでも楽になるように、僕達は畑の周りに散らばった作物や土を集めることに。
作物の方は一旦集めて、まだ食べられる物と、完璧に食べられない物。それから実の部分は人が食べて、食べて葉っぱの部分は魔獣が食べられる野菜があるんだけど。実の部分はダメだけど、葉っぱが無事な物も別けて。もったいないからね。
そんな事をしていたら、なんだかんだと捨てる物はほとんどなしに。綺麗に別けた物を使用人さん達が、それぞれの場所へ運んで行きました。
『早く終わった』
『ゴミ、少ししかなかったなの。早く終わって良かったなの』
『レン、向こうに戻ろう。もう少ししたら、スノーラ帰ってくる』
30分で帰ってきてって、約束したもんね。畑の片付けは20分くらいで終わったんだ。だから今から戻って花壇を片付けていれば、スノーラ達帰ってくるはずだもんね。
すぐに畑から元いた場所へ戻ります。そこでは相変わらず、お父さんが忙しそうに動いていました。それからエイデンお兄ちゃんもね。僕達は邪魔にならないように花壇へ。
あ~あ、せっかく綺麗で可愛くてカッコいい花が、いっぱい咲いていた花壇が。向こうも、あっちの花壇も、ほとんど花が残ってないよ。残っていても茎だけだったりね。花びらはみんなの攻撃で吹き飛ばされています。
花壇も土の入れ替えからだって。それからさっき、お母さんが言っていたみたいなんだけど、すぐに育つ花と、花が育つまでに時間がかかる花。後は、今から種を植えると、次の季節に綺麗な花を咲かせる花。色々な種を植えるって言っていたみたい。
それから全部種からだと、せっかくのお庭が寂しいままだから、もう成長している花も植えるって。みんなディアブナス達のせいでとっても苦しんで、体も疲れている所に、心も疲れています。これから片付けや復興も続くと、更に疲れが溜まるはず。
だから少しでも、みんなの心が体が休めるように、みんながよく集まる場所や、作業をする場所には、初めから成長している花を植えて、元気になってもらうって。
今いる場所にも、成長している花を植えるみたい。それを聞いた僕達、みんなに元気になってもらうなら、なるべく早くこの辺を綺麗にしないとってことで、気合いを入れて花壇の片付けを始めました。
ゴミ袋に花を入れる時、ルリもアイスも花に、綺麗な花をありがとうって言いながら、ゴミ袋に入れていて。それを見た僕も、ルリ達の真似をして花を捨てたよ。本当だったらもっと長く、花を見られて、みんなを楽しませてくれたんだもんね。
と、花を片付けている時でした。1箇所に重なっていた花を持ち上げたら、そこから何か、小さな物がふわふわっと舞い上がって。なんと、花の下から蝶々が出てきたんだよ。
そして出てきた蝶々はふわふわ飛んで、そのまま木の根元に。木の陰で何とか無事に咲いていた花にとまりました。
そうか、いつも花壇には、いっぱい虫や鳥達が集まっていたからね。あの蝶々無事で良かった。他の子達は無事かな。早く花壇を復活させて、お屋敷のみんなだけじゃなく、虫や鳥達にもゆっくりしてもらわなくちゃ。
う~ん、取り敢えず、あの蝶々がいるあの辺りに、花を少し植えられないかな? 他にも花がなくて困っている子達が、その辺に隠れているかも。後は花に埋もれる感じで、隠れている子達もいるかもしれないし。
そうそう、片付けも急がなくちゃ。花に隠れているんじゃなくて、今の蝶々みたいに、攻撃で飛ばされて、埋もれちゃった子達もいるかもしれないし。わわ、それ考えたら急がなくちゃ。
花と虫の話しをレオナルドお兄ちゃんに話したら、ちょっと待ってろって言って何処かへ。その間に僕達は、どんどん花を片付けて。数分後戻ってきたらお兄ちゃんの手には、カゴに入っている花が。
「おにいちゃ、どこにょはにゃ?」
「花や種をしまってあった、壊れた小屋から、無事だった物を持ってきたんだ。他にもまだ無事な花があるから、それは後で別の場所に使おうぜ」
まさか、壊れた小屋に無事な花があったなんて。僕はカゴをお兄ちゃんから受け取って、ちょっとヨロヨロしながら、みんなで蝶々のいる所まで移動しました。
この時。スノーラ達が何処かへ行ってから30分を過ぎていて、ルリとアイスが、お仕置き決定って言ってたよ。
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