孤独になった魔導士は、敵である魔王に救われ恋を知る
魔王討伐を果たした魔導士スイセン──本名イチイ。
だが義妹に「偽物」と断罪され、仲間さえも義妹を信じたとき、彼は生きる理由を完全に失った。
「もう、必要ないんだ……」
そう呟き、死の魔法を自らに放つイチイ。
すべてが闇に沈む刹那、聞こえたのは討伐したはずの魔王の声だった。
「生きろ」
魔王は彼の魔法を記憶消去の術へと書き換え、命を繋ぎとめる。
目を覚ましたイチイは、名も、仲間も、過去すらも忘れていた。
ただ冷たい瞳の男と向き合う――その男が魔王であるとも知らぬまま。
だが義妹に「偽物」と断罪され、仲間さえも義妹を信じたとき、彼は生きる理由を完全に失った。
「もう、必要ないんだ……」
そう呟き、死の魔法を自らに放つイチイ。
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「生きろ」
魔王は彼の魔法を記憶消去の術へと書き換え、命を繋ぎとめる。
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