恨み屋 蒔田雨露亮

「その恨み、この爺に売れ」
江戸の町には、晴らせぬ恨みを募らせる人の目の前に現れる老人がいる。名を、蒔田雨露亮(まきた・うろすけ)──人の恨みを我がものとし、夜な夜な見も知らぬ人の仇を討つ『恨み屋』である。今宵もまた、新たな恨みを晴らしに老人は動く。
目には目を、歯には歯を、悪人には悪人を。

(不定期更新です。諸々の練習作。全体的にあまり温かくも明るくもスッキリな話でもないので、お気をつけください……)
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