出戻り射手の感傷譚
これは、敗れ去った恋に向き合うお話。
俺の名前は鳥峰功矢。日本の高校生だった者で、突然西洋ファンタジーの世界に飛ばされた、平凡な男だ。
この世界には大量の魔物が侵攻する元となる「異界の門」があり、冒険者はこれを閉じることを求められるが、それを何度もクリアしてきた、国内有数SS級パーティーがある。それこそが俺の所属する少数精鋭の【オファリング】。
この世界で辛うじて生き永らえていた頃、パーティーリーダーであるセオヴェルにスカウトされ、このパーティーに運よく加入するに至った。
強い魔物を連携で仕留め、厳しい世界なりに楽しい日々であった。セオヴェルとは友人以上の関係だった自負もある。そんな俺はセオヴェルに恋心を抱いて告白したものの、振られて絶望し、傷心のまま異界の門に身を投げると、なんと運よく日本に帰るに至った。
その三年後、俺はなぜかまた呼び戻されて、この異世界に戻ってきた。どうして戻ってきたのか。そこでは俺が消えてから荒れに荒れているセオヴェルがいて・・・。
振られたのは俺で、振ったのはお前。なんでお前の方が落ち込んでいるんだよ!!
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あらすじ
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