元・聖女候補は不器用に恋を紡ぐ
少女ミシェルは、森の深くに潜む教団にて拾われ、聖女候補として育てられていた。
聖女様となり皆を見守り導くのが自身の役目──そう信じていた。つい一時間前までは。
教団に突如侵入した“賊”により、愛すべき教団の信徒たち、そして育ての親でもある司祭たちまで連れ去られてしまい、ミシェルは怒りと絶望に陥る。
そんな彼女を匿ったのは、不良としか思えない青年アークだった。
へらへらとした笑い方の、意見のはっきりしない不良青年アークは、自らを国家の狗の下っ端と称する。
そして、ミシェルを救うために遣わされたのだと……。
聖女候補ミシェルは、ひとりの少女ミシェルとしてゆっくりと歩み出していく。
そしてそれを見守るアークも自身を見つめ直すようになり……。
自分探しの道は、未熟に、不器用に、恋を紡ぎ始める。ちょっぴり不良なピュアラブストーリー。
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