番狂いの山猫領主様に薬を届けていたら、効いていたのは薬ではなく私だったようです
番狂いの山猫領主様に、毎日鎮静薬を届けることになった薬師のエマ。
なぜか私が触れると落ち着くらしく、領主様は薬瓶ごと手を握って離してくれない。窓辺で待っていて、来ると耳が立ち、尻尾が揺れる。
「理由は分からないが、君に触れると楽になる」
……理由が分かったのは、嵐の夜。私の匂いを確かめた彼は、もう二度と離さないと決めたようです。
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
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