世界を何度めぐっても、僕は君に会いたい
高校時代、ネットで出会った彼女と恋に落ちた。
北海道と九州──日本の端と端。会えなくても、心は繋がっていると信じていた。
けれど、突然の別れのメッセージ。それきり、彼女は姿を消した。
十数年後、社員旅行で訪れた北海道。
陽翔は偶然、彼女の面影を見かけて走り出す。
点滅する信号、叫ぶ声、轟音とともに訪れた“終わり”。
目を覚ますと、そこは高校時代だった。
再び彼女に会うため、何度も世界をめぐる陽翔。
だが彼はまだ知らない。
彼女もまた、時を越えていたことを──。
すれ違いと後悔の果てに、ふたりが辿り着く未来とは。
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