全てを捨てたらそこに居たのは私の王子様だった
自分の何もかもを失った少女、永夢(えむ)。
まともな夢など毎日見ることもできない睡眠状態で、
ある日、覚悟を決めて処方された睡眠薬を丸2週間分
全て飲んでしまう。当然目覚めるはずもない量だが、
彼女はなぜか、全く予想もつかない相手に手を取られて
目を醒ましたのだった―
夢を追えなくなった女子と夢のない日々をどうにかしたい
異世界の王子が織りなすファンタジーが、いま始まる?!
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永遠にかなわぬ夢を見て。
夢のない日々からの脱却を願って。
見れるはずもなかった夢に迷い込んで。
夢を抱けぬ程度の変化。
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