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第123話 キマイラコレクター
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におい袋を使い隠し部屋でキマイラを呼び寄せ続けた俺は続々とやってくるキマイラたちを妖刀ししおどしでぶった斬っていった。
腹減らずのお守りの効果で空腹が襲ってくることもなく影縫いのお守りの効果でダンジョン外に放り出されることもなく、また目覚まし草の効果でキマイラの催眠攻撃にかかることもなく俺は順調にキマイラ狩りを進めていく。
そしてククリとスラが見守る中キマイラを狩ること一日と数時間、
【キマイラコレクターを取得しました】
千体ものキマイラを倒した俺はスキル、キマイラコレクターを獲得したのだった。
すぐさまにおい袋の口を閉じキマイラが寄ってくるのをふせぐと俺はステータスを確認する。
*************************************
マツイ:レベル128
生命力:189/191
魔力:135/137
攻撃力:149
防御力:145
素早さ:100
スキル:魔眼、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ
*************************************
俺のレベルは101から128まで上がりすべてのパラメータが三桁に増えていた。
俺の体は今や力を込めると鉄より硬いんじゃないかというほどカッチカチになる。
ククリ曰はくゴリラ以上のパワーだそうだ。
だが筋肉の肥大化は数値の上昇ほど極端には進んでいなかった。
あくまで普通の服を着こなせるくらいの体型を保っている。
俺はレベルが上がるにつれもしかしてボディビルダーのような体格になってしまうのではないかと少し不安を抱いていたので密かにほっと胸をなでおろしていた。
よかった。これで初子姉ちゃんに次会った時変に怪しまれずに済む。
妙に勘の鋭い初子姉ちゃんのことだ。俺がボディビルダーのような体で現れたりしたらいらぬ疑念を持たれかねないからな。
『ピキー!』
「ん? どうしたスラ?」
スラが俺を見上げながらぴょんぴょんと跳ねるので顔を寄せると、
「スラさんもステータスを見てほしいそうですよ」
ククリが代わりに答えてくれた。
「おお、そうかそうか。待ってろ……」
俺は左目の下を軽く押す。
すると今度はスラのステータスが目の前に浮かび上がった。
*************************************
スラ:レベル128
生命力:65/68
魔力:30/37
攻撃力:39
防御力:59
素早さ:100
特技:飲み込む、吐き出す、自爆
*************************************
「おおっ! すごいぞスラ、俺と同じレベルになってる!」
驚くことにスラのレベルは94から128まで跳ね上がっていた。
やはりスライムという種族のレベルは上がりやすいようだ。
「本当ですか、よかったですねスラさんっ」
『ピキー!』
スラは興奮してその場で跳び上がりくるりとバク宙をしてみせる。
くしくも俺と同じレベルになったことでスラの弱さを俺は再確認することになってしまったがスラはそんなことには気付く様子もなく嬉しさを体で表現していた。
腹減らずのお守りの効果で空腹が襲ってくることもなく影縫いのお守りの効果でダンジョン外に放り出されることもなく、また目覚まし草の効果でキマイラの催眠攻撃にかかることもなく俺は順調にキマイラ狩りを進めていく。
そしてククリとスラが見守る中キマイラを狩ること一日と数時間、
【キマイラコレクターを取得しました】
千体ものキマイラを倒した俺はスキル、キマイラコレクターを獲得したのだった。
すぐさまにおい袋の口を閉じキマイラが寄ってくるのをふせぐと俺はステータスを確認する。
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マツイ:レベル128
生命力:189/191
魔力:135/137
攻撃力:149
防御力:145
素早さ:100
スキル:魔眼、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ
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俺のレベルは101から128まで上がりすべてのパラメータが三桁に増えていた。
俺の体は今や力を込めると鉄より硬いんじゃないかというほどカッチカチになる。
ククリ曰はくゴリラ以上のパワーだそうだ。
だが筋肉の肥大化は数値の上昇ほど極端には進んでいなかった。
あくまで普通の服を着こなせるくらいの体型を保っている。
俺はレベルが上がるにつれもしかしてボディビルダーのような体格になってしまうのではないかと少し不安を抱いていたので密かにほっと胸をなでおろしていた。
よかった。これで初子姉ちゃんに次会った時変に怪しまれずに済む。
妙に勘の鋭い初子姉ちゃんのことだ。俺がボディビルダーのような体で現れたりしたらいらぬ疑念を持たれかねないからな。
『ピキー!』
「ん? どうしたスラ?」
スラが俺を見上げながらぴょんぴょんと跳ねるので顔を寄せると、
「スラさんもステータスを見てほしいそうですよ」
ククリが代わりに答えてくれた。
「おお、そうかそうか。待ってろ……」
俺は左目の下を軽く押す。
すると今度はスラのステータスが目の前に浮かび上がった。
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スラ:レベル128
生命力:65/68
魔力:30/37
攻撃力:39
防御力:59
素早さ:100
特技:飲み込む、吐き出す、自爆
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「おおっ! すごいぞスラ、俺と同じレベルになってる!」
驚くことにスラのレベルは94から128まで跳ね上がっていた。
やはりスライムという種族のレベルは上がりやすいようだ。
「本当ですか、よかったですねスラさんっ」
『ピキー!』
スラは興奮してその場で跳び上がりくるりとバク宙をしてみせる。
くしくも俺と同じレベルになったことでスラの弱さを俺は再確認することになってしまったがスラはそんなことには気付く様子もなく嬉しさを体で表現していた。
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