魔王(よしこ62歳)と勇者パーティ
保育園を定年退職した田中よしこ(62歳・大阪)が目覚めると、異世界の魔王になっていた。討伐に来た勇者パーティは全員ボロボロの少年少女——よしこの目には、ごはんも食べていない、ろくに眠れていない「要保護児童」にしか映らない。「まずお手て洗おうね(^^)」から始まる、世界で一番やさしい魔王の物語。魔王軍の幹部も勇者も、みんなまとめて面倒を見る。だって元保育士やもん。剣でも魔法でもなく、「ちゃんと見てあげること」が最強の武器だった——ごはんと「えらいな」で世界を変える、おばちゃん魔王の子育てファンタジー。
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遠足かあ。
遠足だよねえ。
おやつはせんせーとガル君がつくるから金額指定いらないよねえ。でも、しおりだから書かなくちゃね。
さて、そろそろシャキッとして読まないといけない内容になるはずなんだけど…なんでしょうね、この安心感。
お読みいただき、ありがとうございます。
「金額指定いらないけど、しおりだから書かなくちゃね」——その細やかな観察、嬉しいです。遠足回、書きながら自分が小学生に戻った気がしていました。
そろそろシャキッとしないといけない展開のはずなのに、なぜかこの安心感。Taka多可さんの違和感、実は私自身が一番感じています。それでも、その温度のまま物語を進めていく予定です。
こどもをきちんと食事もさせずに荒野に放り出す組織は滅びていい…全世界がよしこランドになればいい…
お読みいただき、ありがとうございます。
「全世界がよしこランドになればいい」——それが私のひそかな野望です。chikizoさんに先回りして言語化していただきました。
こどもをきちんと食事もさせず荒野に放り出す組織は滅びていい。本作の根っこにあるその怒りを、ちゃんと受け取っていただけて嬉しいです。
調査隊の隊長カインさんも、よしこ先生にかかれば良い子か。
何が悪くて人族と魔族が戦争してるのかなぁ。
お読みいただき、ありがとうございます。
カインさんも「よしこ先生にかかれば良い子」——そうなんです。彼もまた、別の場所で別の優しさを抱えている人。
何が悪くて人族と魔族が戦争してるのか。その問いの答えは、続きでじわじわと明らかになっていきます。tareさんの問いを抱えながら書き続けます。
お話は続いてるのに何故完結になってるのでしょうか?
続いてるお話の続き楽しみにしてます。
お読みいただき、ありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます!表記が完結になっておりまして、修正しました!
本作はまだまだ連載中で、続きを書いていきます。楽しみにしてくださっているとのこと、本当に励みになります。これからも丁寧に書き続けますね。
月に祈る、月に願いを託す、一休さんも山中鹿之介もやっとった。
どうにもならん事をどうにもならんとわかっとっても、それでも抑えきれん想いを月に託す。
いや、わかっとんねん。そんなんしてもどないもならん。どうにも出来ひん。
それでも止むにやまれない思いは月に託すしかあらへんのや。
万が一億が一にも奇跡が起こってくれたらゆう思いを月へ託すんや。
お読みいただき、ありがとうございます。
月に祈る、月に願いを託す。一休さんも山中鹿之介も。tareさんの言葉、読みながら胸が詰まりました。
どうにもならんとわかっとっても、それでも止むにやまれない思いを月に託す。あの場面に込めたのは、まさにそれでした。万が一億が一の奇跡が起こりますように——一緒に月を見上げてくださって、ありがとうございます。
やっぱ飴ちゃん最強や!
みんな笑顔になりよる。
魔王様の為になら何でもやってくれよるで。
しかも笑顔で自分からなー。
お読みいただき、ありがとうございます。
「飴ちゃん最強」、関西人の真理ですね。みんな笑顔になりよる、それがよしこの戦略の全てです。
魔王様の為になら何でもやってくれよる、しかも笑顔で自分から。これが「忠誠」の正しい形だと思っています。tareさんに見抜いていただけて嬉しいです。
5話。中古のボロい剣が「聖剣」で孤児の勇者パーティか。勇者も聖剣もいっぱいありそうだなあ。
この世界の人類側は数打ちゃ当たる系の方針なんだなぁ。
かなり非道ではあるが、異世界から少年少女強制召喚して戦わせるのとどっちが非道だろうか。
お読みいただき、ありがとうございます。
「数打ちゃ当たる系」——その通りです。この世界の人類側は、勇者を量産してでも魔王を倒したい。中古の聖剣を孤児に持たせる非道さ。
異世界召喚との比較、興味深いご指摘です。「自分の世界の子供を捨てる非道」と「他人の世界から子供をさらう非道」、どちらが酷いか。本作で問い続けたいテーマでもあります。
1話。勇者パーティが三人か。DQ2スタイルなんやね
お読みいただき、ありがとうございます。
「DQ2スタイル」、笑ってしまいました。確かに3人パーティはあのバランスです。
昭和育ちの感覚を、本作にもたっぷり仕込んでいます。1話から拾ってくださって、ありがとうございます。
ずっとずっと読みたくなる物語、優しい気持ちになれました。久しぶりの関西弁でした。自分の本来の言葉が懐かしく、嬉しかったです。
お読みいただき、ありがとうございます。
「自分の本来の言葉が懐かしく、嬉しかった」——ねむちゃんさんのそのお言葉が、書き手としては一番嬉しいです。
関西弁は、よしこを「ただのおばちゃん」にするために選んだ言葉でした。懐かしい・嬉しいと感じていただけたなら、よしこは正しく届いているのだと思います。
第10話
あかん。幸せそうにご飯作って食べて、それだけやのに涙腺崩壊してしまう。
普通の生活も送れない様な扱いしかしない教会ってなんなんや?
絶対に人々の味方ちゃうで!
お読みいただき、ありがとうございます。
「幸せそうにご飯作って食べてるだけやのに涙腺崩壊」——同じです。私も書きながら、なぜか泣きそうになることが多々あります。
普通の生活も送れない扱い。「絶対に人々の味方ちゃう」というtareさんの怒り、よしこと完全に同じ温度です。これからもその怒りを抱えたまま、ごはんを作り続けてもらいます。
今4話。
くっそ、皆がおやつ食べてるの見るとめっちゃ涙が出てくる。
なんでやねん。皆が美味しく食べてるだけやのになんで涙が出るんやろう。
お読みいただき、ありがとうございます。
おやつのシーンで涙——ありがとうございます。あれは「ただ美味しく食べてるだけ」のシーンですが、書いていて一番神経を使った場面の一つでした。
なんで涙が出るんやろう、というtareさんの問いに、私の答えは「それを当たり前に出来ない世界が、すぐ隣にあるから」です。説明しきれない涙ですよね。
ページをめくるのが楽しいお話なんて、なかなかない。おもしろかった。
ゆっくり丁寧に読みました。
これは、関西弁じゃないと、ダメなお話だな。
四天王筆頭というからには、あと3人これからテーブルを囲む仲間が増えそう。
兵士さんたちも、おやつ楽しみにしてるに違いない。
お読みいただき、ありがとうございます。
「ページをめくるのが楽しいお話」——書き手としてこれほどの褒め言葉はありません。ゆっくり丁寧に読んでくださって、心から感謝いたします。
四天王筆頭、ということは——そう、テーブルを囲む仲間はこれから増えていきます。兵士さんたちのおやつも、もちろん用意していますね。
おかあちゃん、とはまた違う。
せんせえ。
間違いなく、せんせえだ。
あえて先生じゃなく、せんせえ。
お読みいただき、ありがとうございます。
「あえて先生じゃなく、せんせえ」——Taka多可さん、そこまで読み解いてくださってありがとうございます。
「おかあちゃん」とは違う、けれど近い。距離感の絶妙な一文字違いを、ちゃんと拾っていただけて嬉しいです。よしこは「せんせえ」のままでいきます。