「地味な婚約者を捨てて令嬢と結婚します」と言った騎士様が、3ヶ月で離婚されて路頭に迷っている
薬師のナターリアは婚約者の騎士ルドガーに「地味なお前より伯爵令嬢が
ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が
一人分減るな、と思っただけ。
ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。
しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、
イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。
3ヶ月で全てを失ったルドガーが街角で見たのは、王宮薬師に抜擢された
ナターリアが、騎士団長と笑い合う姿だった。
「なあ、ナターリア……俺が間違っていた」
「ええ、知ってます。でも、もう関係のない話ですね」
ふさわしい」と捨てられた。泣きはしなかった。ただ、明日から届ける薬が
一人分減るな、と思っただけ。
ルドガーは華やかな伯爵令嬢イレーネと結婚し、騎士団で出世する——はずだった。
しかしイレーネの実家は見栄だけの火の車。持参金は消え、借金取りが押し寄せ、
イレーネ本人にも「稼ぎが少ない」と三行半を突きつけられた。
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〔2026/02・大幅加筆修正〕
拝見しました。
ヴォルフ団長の男臭さがカッコいい!不器用ながらナターリアに感謝の言葉を伝えているのが素晴らしい!ナターリアの薬師としてのひたむきさと相まってなかなか物理的にくっつきませんがそれがいい!!
一方のルドガー、もしナターリアのバックアップを受け続けていたら昇進してお給金も上がっていたのだろうか?惜しむらくは自分本来の力量と元カノの力を理解していなかった事。
にしても伯爵家ご令嬢の使う金額はどれほどのものだったのか?ルドガーを奪ってなくともいずれは自滅するであろうにww
最後の「あそこは薬草の匂いがしない」で、ほろっとしてしまいました。好きな女がいつも漂わせている匂い。
部下の命を救ってくれた匂い。いいなあ。
このお話、すごく好きです。
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