あなたにおすすめの小説

獣人の王様に"番"として攫われ、溺愛されています。ただ一つ——遠くの獣たちの遠吠えがいつも、わたしの居場所を、あの人に報せているようなのです 表紙

獣人の王様に"番"として攫われ、溺愛されています。ただ一つ——遠くの獣たちの遠吠えがいつも、わたしの居場所を、あの人に報せているようなのです

ある夏の夜、わたし――ノーラは、狼の獣人王グレイル様に"番"として攫われ、獣人の国の妃になった。 荒々しいと恐れられる王様は、なぜかわたしにだけは、蕩けるほど甘く、過保護なほど優しい。 ――ただ一つ。 真夏の夜、遠くの森や山から、獣たちの遠吠えが、いつも聞こえてくるのです。 そして不思議なことに、わたしがどこにいても、わたしが危ないときには決まって、その遠吠えの直後に、王様が現れる。 ねえ、グレイル様。あの遠吠えは、いったい、何を、あなたに報せているの。 ※二人にとっては、最初から最後までハッピーエンドです。 ※ほの暗いホラー風味(人間の狂気・執着)がありますが、ヒロインは絶対に傷つかず、溺愛されて幸せなままの物語です。幽霊やお化けは出ません。
恋愛 完結 短編
文字数:4,684
番の証が出ないと捨てられたので、神様に確かめてもらいます 表紙

番の証が出ないと捨てられたので、神様に確かめてもらいます

「番の証が出ぬからだ」 和平のために獣人国へ嫁いで四年。獣王ガイウス様との儀式は三度、三度とも証は出ませんでした。「人間の娘では神は認めぬ」——そう言われて、離宮へ。 雨漏りの下で眠り、井戸をさらい、畑を耕して。泣かなかったのは強いからではありません。獣人には、匂いでわかってしまうから。 嫁ぐ前に三年かけて読み込んだ婚姻法典。その第四章に、こうありました。 『既に誓いを結びたる者が、重ねて他者と誓いを立てんとする時、神は後の誓いを認めず』 ——証が出なかったのは、わたしが人間だからではない。 長老会に申し立てたのは、解釈の確認だけ。わたしは悪くない、とは一言も書きませんでした。 遡誓の儀で神殿に浮かんだのは、六年前の秋の「成立」と、わたしの三度の「不成立(重複)」でした。
恋愛 完結 短編
文字数:2,065
鳳凰に愛された令嬢を偽物と断罪した結果、国から祝福が消えました 表紙

鳳凰に愛された令嬢を偽物と断罪した結果、国から祝福が消えました

 公爵令嬢フランチェスカは、建国祭の夜、婚約者のボードワン王子から「偽物の巫女」と断罪され、国外追放を言い渡される。証拠は、侯爵令嬢グリゼルダが掲げた一枚の「鳳凰の羽根」。三年間かわいがってきた灰色の雛・ソレイユは「汚い鳥」と罵られ、処分まで命じられた。  ――けれど、その灰色の雛こそ、二百年ぶりに人の世へ降りた本物の鳳凰。鳳凰は、みすぼらしい姿で「羽根の色ではなく、心で愛せる者」を試していたのだ。  国境を越えた瞬間、雛は黄金の鳳凰へと羽化し、祝福はフランチェスカとともに隣国フィオレンツァへ。彼女を客人として迎えたのは、豊穣祭を司る若き王太子コジモ。一方、祝福を失った故国では作物が枯れはじめ、偽の羽根の正体も白日の下に――。  わたくしは、何もしておりませんのよ? 羽根の色より、心の色。答え合わせをしたのは、あの子ですわ。
恋愛 完結 短編
文字数:20,639
【完結】どうか、ほっといてください! お役御免の聖女はあなたの妃にはなれません 表紙

【完結】どうか、ほっといてください! お役御免の聖女はあなたの妃にはなれません

──私はもう、あなたのお役に立てないお役御免の聖女です。 だから、もうほっといてください! なぜか昔から予知夢を視ることが出来たミリアは、 男爵令嬢という低い身分ながらもその力を買われて “夢見の聖女”と呼ばれ第二王子、ヴィンスの婚約者に抜擢されていた。 いつだって優しくて、自分を大切にしてくれるヴィンスのためにその力を使い、 彼をずっと側で支えていく。 ミリアの視ていた未来ではそうなるはずだった。 ある日、自分なんかよりもっと強い力を持っているらしい“本物の聖女”が現れるまでは─── そしてお役御免となった元聖女ミリアは逃げ出す事にしたけれど、 実はミリアには“隠された力”があったようで? そして、ヴィンスは───……
恋愛 完結 短編
文字数:92,589
貴方は私の番です、結婚してください! 表紙

貴方は私の番です、結婚してください!

ようやく見つけたっ! それはまるで夜空に輝く真珠星のように、彼女だけが眩しく浮かび上がった。 その輝きに手を伸ばし、 「貴方は私の番ですっ、結婚して下さい!」 「は?お断りしますけど」 まさか断られるとは思わず、更には伸ばした腕をむんずと掴まれ、こちらの勢いを利用して投げ飛ばされたのだ! 番を見つけた獣人の男と、番の本能皆無の人間の女の求婚劇。 ✻ゆるふわ設定です。 気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
恋愛 完結 短編
文字数:7,905
【完結】経費削減でリストラされた社畜聖女は、隣国でスローライフを送る〜隣国で祈ったら国王に溺愛され幸せを掴んだ上に国自体が明るくなりました〜 表紙

【完結】経費削減でリストラされた社畜聖女は、隣国でスローライフを送る〜隣国で祈ったら国王に溺愛され幸せを掴んだ上に国自体が明るくなりました〜

「聖女イデアよ、もう祈らなくとも良くなった」  ブラークメリル王国の新米国王ロブリーは、節約と経費削減に力を入れる国王である。  どこの国でも、聖女が作る結界の加護によって危険なモンスターから国を守ってきた。  国として大事な機能も経費削減のために不要だと決断したのである。  そのとばっちりを受けたのが聖女イデア。  国のために、毎日限界まで聖なる力を放出してきた。  本来は何人もの聖女がひとつの国の結界を作るのに、たった一人で国全体を守っていたほどだ。  しかも、食事だけで生きていくのが精一杯なくらい少ない給料で。  だがその生活もロブリーの政策のためにリストラされ、社畜生活は解放される。  と、思っていたら、今度はイデア自身が他国から高値で取引されていたことを知り、渋々その国へ御者アメリと共に移動する。  目的のホワイトラブリー王国へ到着し、クラフト国王に聖女だと話すが、意図が通じず戸惑いを隠せないイデアとアメリ。  しかし、実はそもそもの取引が……。  幸いにも、ホワイトラブリー王国での生活が認められ、イデアはこの国で聖なる力を発揮していく。  今までの過労が嘘だったかのように、楽しく無理なく力を発揮できていて仕事に誇りを持ち始めるイデア。  しかも、周りにも聖なる力の影響は凄まじかったようで、ホワイトラブリー王国は激的な変化が起こる。  一方、聖女のいなくなったブラークメリル王国では、結界もなくなった上、無茶苦茶な経費削減政策が次々と起こって……? ※政策などに関してはご都合主義な部分があります。
恋愛 完結 短編 R15
文字数:40,929
ハズレ聖女の私、冷酷な獣王様に「やっと見つけた」と捕まって離してもらえません 表紙

ハズレ聖女の私、冷酷な獣王様に「やっと見つけた」と捕まって離してもらえません

ハズレ聖女と蔑まれ、国のお荷物として生きてきたニア。 政略結婚で嫁いだ相手は、冷酷と恐れられる砂の国の獣王。 形だけの愛のない結婚――そう思ってたのに。 国を襲う竜巻を、役立たずとされた風魔法で消し去った、その瞬間。 「やっと見つけた――」 そう言って彼女を抱きしめたのは、誰よりも冷酷なはずの獣王だった。 「もう離さん」 なぜか執着され、逃げる隙もないほど甘く囲い込まれる日々。 まるで最初から、彼女のすべてを知っているかのように。 やがて彼女は国を救う王妃として、そして彼の唯一として――自分の居場所を手に入れていく。 ※本作品は「小説家になろう」にも掲載しています
恋愛 完結 短編
文字数:16,175
聖獣の言葉がわかるだけの無能と捨てられましたが、実は獣たちの通訳は国宝級でした 表紙

聖獣の言葉がわかるだけの無能と捨てられましたが、実は獣たちの通訳は国宝級でした

聖獣の言葉がわかる。それだけが取り柄の子爵令嬢マドレーヌは、婚約者の宮廷魔術師イザークに「翻訳の魔道具があれば君は不要」と婚約破棄され、聖獣対話係の職まで奪われてしまう。 けれど聖獣の言葉は、鳴き声ではなく「心」。音だけを訳す水晶に、それが聴けるはずもなく――。 国を出たマドレーヌは吹雪の夜、罠にかかった伝説の神狼ルーンと出会い、「千年待った心聴きの巫女」と告げられる。隣国の若き外務卿アンセルムに迎えられた彼女は、こじれにこじれた聖獣との対話を次々と解きほぐし、あっという間に「生きた国宝」に。 一方、祖国では水晶が最悪の誤訳事故を起こし、怒った聖獣たちが全員ストライキ。国が傾き、元婚約者が迎えに来るけれど……お断りいたします。ただし、大好きな聖獣さまたちのためなら、話は別ですわ。 もふもふ大渋滞の、心を聴く通訳無双ファンタジー。全8話完結。
恋愛 連載中 短編
文字数:20,371