皇帝の肉便器

 この国の皇宮では、皇太子付きの肉便器というシステムがある。
 男性限定で、死刑となった者に懲罰を与えた後、死ぬまで壁尻となる処刑法である。
 懲罰による身体の傷と飢えの中犯され、殆どが三日で絶命する。

 皇太子のウェルディスが十二歳となった時に、肉便器部屋で死刑囚を使った自慰行為を教わり、大人になって王位に就いてからも利用していた。

 肉便器というのは、人間のとしての価値がなくなって後は処分するしかない存在だと教えられてきて、それに対し何も疑問に思った事がなかった。
 死ねば役目を終え、処分されるだけだと──。

 ある日、初めて一週間以上も死なずに耐え続けた肉便器がいた。
 珍しい肉便器に興味を持ち、彼の処刑を取り消すよう働きかけようとした時、その肉便器が拘束されていた部屋から逃げ出して……。

続編で、『離宮の愛人』を投稿しています。



※ちょっとふざけて書きました。
※誤字脱字は許してください。
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