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119、ポテトチップス
しおりを挟むやっと全部のジャガ芋を収穫して里芋と西瓜を植えたウサギです。
昨日、メークインと男爵のジャガ芋を全て収穫し終えてホッと一息つけました。
雨がずっと続いていたので、一時は収穫できずに終わるのかなぁとちょっぴり不安でした。
しかし、お陰さまで晴れて曇っての天気でしたが何とか収穫して風通しのいい場所へ移せました。
ただ、少しだけ湿気った土の中から掘り出したので、ジャガ芋がカビないか心配です。
綺麗に表面が乾いて美味しく食べれると良いなあ…………と思っていた次の瞬間。
大きなジャガ芋を満面の笑顔で手にした犬助が水道でバシャバシャと、次から次にバシャバシャと計4個。
「あらった!」
可愛い笑顔は百点満点なのに何で目頭が熱くなるのでしょう……?
それはね、ウサギくん!
ジャガ芋を水で濡らしたらすぐに料理しないといけないからだよ!
脳内のドラえもんが笑顔で答えを教えてくれました。
私もクマ太郎もですね、直ぐ様にその日の内に料理する気はなかったのです。
ぶっちゃけ個人的には畑仕事で暑かったし疲れたし、お昼は簡単に手の掛からないメニューにして夕飯はぶっかけうどんか、蕎麦が良いなあと思っていたのです。
濡らしたらすぐに捌かなきゃじゃん。
皮を剥いて、煮るか、焼くか、揚げるかしなきゃじゃん。
全部、ぜーんぶ熱いやつじゃん……!
ウルトラマン、オーブじゃないけど、熱いヤツお願いします!!じゃん……。
脳内でウルトラマンオーブがサムズアップした気がしました……。
そこからはもう熱い戦いでした。
犬助のリクエストでポテトチップスを作ることになった私。
まずは4つのジャガ芋を薄切りにします。
天ぷら用の鍋なんて我が家には無いので、フライパンにちょっとだけ多めに油をしいて、揚げ焼き風にする方法を取ります。
薄切りにしたジャガ芋をフライパンの様子を見ながら、どんどん揚げていきます。
うすしお味、のり塩味と用意した片っ端から犬助、チュー助のお腹に消えていきます。
彼らはお腹にブラックホールを飼っているのでしょうか?
まあ、手作りのしかもフライパンで揚げ焼きにして作ったポテトチップスなので市販のみたいにパリパリでは有りません。
一部お芋っぽいホッコリした感触とパリッとした感触が混じってはいましたが、子ども達とクマ太郎が美味しいと沢山食べてくれたので花丸満天と言うことで。
予定外では有りましたが、自家製のジャガ芋で作ったポテトチップスは美味しかったです。
フライパンは熱いし、気温も暑いけれど、ジャガ芋栽培と自家製ポテトチップスを来年もまた頑張りたいと思います。
応援ありがとうございます!
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