132 / 446
131、アメンボ
しおりを挟むここ最近は晴れていたと思えば急に雨が降ったりと変な天気に振り回されっぱなしのウサギです。
梅雨の中休み的な言葉を誰かが言っていました。
今日はそんな梅雨の中休みに当たる日なのかもしれません。
しっかりと晴れるのは良いのですが、その分気温が高くなる+湿度も高いので身体がバテてしまいそうです。
気温が高いと湿度も高いは混ぜたら危険並にヤバい組み合わせですね。
そんな暑い日の真昼間よりは暑さがマシになった夕方に犬助とチュー助が外で遊び始めました。
近所の同じ年頃の兄妹も巻き込んでシャボン玉を始めたと思えば、虫取り網を手に走り出しました。
しかし、夕方なのでチョウチョはいませんし、小さなバッタでは子ども達は満足できません。
そして、とある獲物を発見した子ども達。
それは家の近くにある用水路の中にたくさんいたアメンボの群れ?でした。
用水路へと降りていく階段へと降りて浅い流れを覗き込む子ども達。
覗き込むだけでは物足りないと、急いで長靴に履き替えた犬助はジャブジャブと水の中へと入り、アメンボを捕まえようとします。
我がもの顔でアメンボを追いかけ回して逃したり、捕まえたり。
「とれたー!」
「みせて!」
「あみかしてー!わたしもとるー!」
ワイワイ、ガヤガヤとアメンボを網が追いかけ回し、キャッキャッとはしゃぐ子ども達。
アメンボに、カエルにと追いかける子ども達の声に近所のお婆さんが元気ね~とニコニコと笑顔で話しかけてくれました。
元気な子ども達の声が響くのって素敵ねと近所の方に言って貰えると親としては有り難いです。
私の住む地域は都心部に比べて交通の便は多少は悪いです。
しかし、子ども達が近所の人に優しく見守って貰えて元気に遊び回って成長できる地域って、とても素敵な場所に住むことが出来たなぁと感謝しています。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる