徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

１３８、時計のオモチャ

　トマトが赤くなり、そろそろ収穫をしよう！と思う度に鳥に襲撃された無惨な姿を発見しているウサギです。

　……もう……本当に何なんでしょうね。
　去年もトマトを育てましたが、こんなにも鳥に奪われることは有りませんでした。
　彼らはトマトが赤くなる、あともうちょっとで収穫できると私達が思った頃。
　まるで嘲笑うかのように収穫しようと目星を付けていたトマトを掻っ攫っていきます。
　いえ、掻っ攫うという表現は違いますね。
　トマトの枝にヘタだけを残して綺麗に美味しい部分のみを食べますから。
　こんなにも鳥に狙われるとは思っていなかった我が家のトマトは予防策として防鳥ネットも何も貼っていません。
　そのため、すでに鳥が我が家のトマトは狙い目だと覚えたのかもです。
　折角育てたトマトをほとんど食べずに終わるのは悔しいので、何か対策を講じようと考えているクマ太郎と私です。

　最近、ジージから時計のオモチャを買ってもらった犬助。

　今どきは本当に色々なオモチャがありますね。
　対象年齢は６歳以上なので、まだ犬助には早すぎるかなぁと思うオモチャです。
　本みたいになっている時計の針を自分で動かせるそのオモチャは、ボタンを押すと時計合わせ問題を出してくれます。

　我が家はデジタル時計よりも昔ながらの秒針、短針、長針が付いた時計ばかりが壁にかけられています。
　なんとなくデジタル時計よりも秒針の有る時計の方が好きだったりする私とクマ太郎。
　日頃からご飯を長い針が数字の６に行くまでに食べ終わろうね、など犬助へと声を掛けるためか幼いながらに時計が気になるみたいです。
　もしくは、もともと数字が好きなのでその延長かもしれません。
　
　どちらにせよ、いつかは時計を読めるようになる必要があります。
　そのための練習を早めに取り組めると思えば悪い話ではないのかなぁと思っています。

　そんな犬助ですが、時計の絵本が出す問題はまだまだ難しいみたいです。

「９時５６分」

　簡単モードの問題でも細かい時効を指定してくるので、なかなか正解には至りません。
　そのため犬助は歯痒くて歯痒くて「キイィィっっ！」みたいに叫んだり、拗ねて怒ったり。

　でもですね、犬助よりも年上の小学生達が時計の読み方を苦戦しているのです。
　まだ４歳の犬助がわからないのはしょうがないことだと思います。
　しかし、その悔しい気持ちをバネに、少しずつ時計の読み方を覚えてくれると良いなぁと思う今日此の頃です。