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328、子育てって難しい
しおりを挟む1月に入ってからまだ数日ですが、何だか気が抜けているような気分のウサギです。
年末が色々と忙しかったせいでしょうか……?
新年になってから何だか気が抜けているような……?
市役所への確認、入院や転院に関することや犬助とチュー助の面談について等など……。
実際には考えて対応することはそこそこ有ったりします。
しかし……12月の年末特有の気忙しさに比べれば、何だかほわ~んとしてしまうと言いますか……?
ぶっちゃけ年末年始の準備だ、救急搬送だ、地域の夜警などの活動だ、と私もクマ太郎も気忙しかったのだと思います。
それを乗り越えたことでちょっぴり燃え尽き症候群のような気分なのかもしれません。
ですが、抜けている気持ちに活!を入れて、仕事や私生活で失敗や見落としがないように気を付けねばならぬ!と思います。
年明け早々に事故や失敗は御免ですから。
気持ちを入れ替えて頑張ろう!と思った私です。
新年となって数日しか経っておりませんが、早々にクマ太郎の雷が犬助へと落ちました。
就寝前の準備の1つとしまして、オモチャのお片付けを私とクマ太郎に繰り返し言われていた犬助。
3度、4度と声を掛けても犬助が動くことはなく、オモチャで遊んだりしていました。
私としましては、クマ太郎が叱らなければ私が叱っていた案件だと思います。
そんな犬助の態度にクマ太郎は黙ってオモチャの片付けを始めました。
しかし、クマ太郎の片付けに気が付いた犬助は怒り出します。
クマ太郎がオモチャを捨てていたからです。
犬助はオモチャを捨ててはダメだ!神様が見てて怒る!と主張します。
でも、私もクマ太郎もオモチャが大切ならば何時までにお片付けを済ませましょうと繰り返し声をかけています。
その時間までに片付けていない床に落ちているオモチャは捨ててしまうよ、と事前に宣言しています。
そこからはクマ太郎に叱られ、泣いてしまう犬助。
クマ太郎に叱られ終わったあとに、私が犬助に話しかけます。
犬助はパパが悪い!と余り叱られた意味が分かっていませんでした。
クマ太郎は頭ごなしに叱っていませんでしたが、泣いている犬助には十分に理解できなかった様子です。
そこからは私と犬助の対談の始まりです。
絡まった糸を解くように「何故叱られたのか?」「何が悪かったのか?」「オモチャを捨てられないためにはどうすればよかったのか?」を話します。
時間も掛かりますし、時間を掛けても完全には伝わっていないと思います。
しかし、説明せずにそのままになんて出来ません。
何か失敗したり、ミスが有れば自分じゃなくて他の人が悪い!なんて言う大人には絶対になって欲しく有りません。
そう思えば、根気のいる対談ですけど頑張るしかないですよね。
まだ5歳の子どもにオモチャを捨てるような厳しい対応をしなくても……という人もいるかも知れません。
しかし、まだ5歳、されど5歳。
良いこと、悪いことを少しずつ理解していく年頃です。
保育園の年長さん、小学校1年生、2年生……と成長するほどに親の目は届きにくくなります。
そんな時に一人でも立って歩けるように、周囲の人と問題なく関われるように、側にいなくても犬助の力になれるように。
厳しいかもしれませんが、犬助の様子を観察しながら厳しくなり過ぎないように頑張ってクマ太郎とフォローしあいたいと思っています。
叱らない子育てが流行っている昨今。
私とクマ太郎なりに話し合い、考えながら、甘やかす部分はしっかりと甘やかして子育てしたいなぁと思っています。
子育てって本当に難しいですね。
でも、最後には犬助なりに理解したのか、クマ太郎にごめんなさい!と抱き着いていたので、雨降って地固まるというヤツかなぁと思う就寝前でした。
応援ありがとうございます!
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